岐阜県恵那市において10ヶ国からなる留学生と日本人学生による田植え体験会が行われました。会場となった田んぼは、中山道沿いの日本の原風景が色濃く残るのどかな里山地域にあり、参加した留学生は、観光地ではなかなか味わえない素朴な風景に感動した様子でした。

現代は、田植え機による田植えが主流となっていますが、地元農家の方々の協力もあり、参加者は昔ながらの「手植え」を体験。最初は恐る恐るでしたが、徐々に泥の感触に慣れ、手際よく「ひとめぼれ」の稲を植え付けていました。また、小さな耕作面積からいかに収量をあげるかを工夫してきた日本の稲作が、現代の「ものづくり」に通じていることを実際に体験することで感じ取ったようでした。

9月には同じ田んぼで稲刈り体験会が開催される予定です。NUCBでは、今後も現代のビジネス慣習に影響を与えている日本文化体験の場を提供していく予定です。