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《留学レポート》サッカー経験を生かして留学

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名古屋商科大学「提携校サマープログラム」とは


ヨハン・ヴォルフガング・ゲーテ大学で学んだ様子

名古屋商科大学の提携校が夏期に実施しているサマープログラム(短期集中留学プログラム)は、語学力をはじめグローバル人材としての自らの能力を高めるためのプログラムです。英語で専門科目を学ぶことで語学力、専門知識の両方が鍛えられます。

今回はフランスの「ケッジビジネススクール」にて、約2週間のスポーツ分野に特化したビジネス科目を履修したコミュニケーション学部2年生のレポートをお届けします。


留学詳細


渡航国:フランス
派遣大学:KEDGE Business School
履修科目:Strategic Management & Advaned Marketing for Sports Organizations , Sport Marketing & Strategy
期間:2週間

参加したコースの詳細、感想

私の参加したコース内容はスポーツビジネスだったため、ほとんどのクラスメイトが何かしらのスポーツ経験者でした。Strategic Management & Advaned Marketing for Sports Organizations では、スポーツやスポーツイベントを利用したビジネスモデルについて学び、Sport Marketing & Strategyでは、マーケティングの概念や理論のスポーツビジネスへの適用方法を学びました。講義以外でもサッカースタジアムの見学やスキューバダイビングなど様々なアクティビティが用意されていました。幼いころからサッカーをしていたので、スタジアムの見学には興奮しました。約25名の参加者のうち日本人は私だけで、クラスメイトは中国やドイツ、ほとんどは英語圏の国から来た人たちでした。講義は英語で進められ、ビジネスに関してはほとんど勉強したことがなかったのでついていくのが大変でした。講義内容もそうですが、英語で理解していくのが辛かったです。積極的に意見を述べる学生はほとんどが英語を母国語とする人たちで、世界の共通語が英語であることを不満に思う時もありました。言い訳にはなってしまいますが、英語を学ぶことに時間を割かなくてはいけないので不平等だと思いました。一方でそれがモチベーションとなり、授業への参加意欲が上がっていることも感じました。

プログラムを通して得た成果、学んだこと

今回の滞在で留学以外で感じたことですが、海外での危機管理は自分でしなくてはいけないことを実感する時も多々ありました。マルセイユからパリに旅行した際、街を歩いていると物乞いに遭遇しました。街だけでなくレストランや電車にもいました。危害があった訳ではありませんが最初は動揺しました。ホームレスの数も日本より多く、彼らを見ているといろいろな思いを巡らせ、なんとも言えない気持ちになりました。そして、自分がいかに恵まれた生活を送れているのかを実感することができました。

プログラムの最後に、セーヌ川のほとりを歩きながらサマープログラムに参加してよかった思いました。正直、自分の英語が通用するのか、授業についていけるのか、一人で大丈夫かなど不安はありました。やはり辛いこと、大変なことは多くありました。それでも困難に直面するたびに自分が成長していることを感じました。たった2週間の短い期間ではありましたがとても濃い2週間で、今回の留学で経験したことは絶対に忘れてはならないと思いました。


地図:訪問先