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《海外レポート》国際ボランティアプロジェクト Vol.1

名古屋商科大学「国際ボランティアプロジェクト」とは


夏期休暇の2-3週間を、ヨーロッパまたはアジア、北米にて世界中から集まる同年代の若者たちと生活を共にしながら、環境保護、遺跡修復、社会福祉等、地域社会発展の為のボランティア活動に参加します。ボランティアの前後には自主旅行を行い、グローバル人材になるべく見聞を広めます。夏休みを利用して意義ある国際交流体験を行うことができる、本学の海外プログラムの中でも参加人数が多く人気のあるプログラムです。今回は、経営学部3年生の学生のレポートをお伝えします。

国際ボランティアプロジェクト参加を志したきっかけ・動機

私は将来外国人客が多く泊まるホテルを経営したいと思っています。スキー場にある父の経営するリゾートホテルでは、従業員が一人も英語を話せないことや、外国人に壁を感じている従業員が多く、海外からの宿泊客が一人もいません。私はインバウンド客が多くグローバル化が進んだこの時代に日本人客だけのホテルに大きな疑問を持っています。今年の春には大学のプログラムにてタイのホテルでインターンシップを経験しましたが、その時の課題として英語習得と柔軟な思考が必要だと感じました。それ以降、学内の留学生とも積極的に交流を持つように心がけました。それからはある程度英語を理解できるようになり、柔軟な思考を身につけたと自己満足していました。さらに上を目指し、現状の語学力を試すためにもより英語力が必要とされる国際ボランティアのプロジェクトに参加しようと思いました。

現地レポート「平和のメッセージをSNSで広める@イギリス」

私が参加したボランティア団体の目的は、平和についてのメッセージをソーシャルネットワークで広めることでした。具体的には動画作成、インタビューやアンケートの結果を集計し、SNSで拡散していきます。作業の一つとして、まずインタビューやアンケートの質問内容を毎日グループディスカッションで話し合うのですが、英語を話せない、聞き取れない私にとってはグループディスカッションはとても辛いものでした。会話の内容がわからないので意見も言えず、話しかけられても理解できず答えることができませんでした。その他にも図書館にある資料を読み、趣旨にあった一文を選びまとめて、フェイスブックに載せていく作業もありました。この作業も英語読解に時間のかかる私にはとても大変でした。解決策としてまずはすべての会話を理解するために録音し、部屋に戻った後聞き直し、知らない単語や文法を調べました。歴史書や展示会の中でもわからないことあれば、調べるようにしました。しばらく続けていると少しずつですが会話についていけるようになり、質問をすることができるようなりました。調べた英語をその場で使える環境はとても恵まれており、インプットだけでなくアウトプットすることで確実に英語力が上がりました。今回のボランティアでは想像以上に辛く苦しい経験をすることもありました。しかし振り子が片方に大きく振れると反対側に大きく振れるように、苦しみや辛さも大きいとそれに比例するように大きなチャンスが同じように訪れたと思います。

その他の参加者体験談を公開しています。
国際ボランティアプロジェクト2017 現地レポート