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ニーズを見つけるための「行動観察」

行動観察

アンケート調査や対象者にインタビューをして製品を開発したり、サービスを変化させることはできますが、固定概念を変えるというのは難しいものです。アンケート調査やインタビューは、インタビュアーがあらかじめ準備をしたことを言葉や文字で情報として出しています。しかし、ほとんどの人が自分の潜在的な行動を把握できておらず、本当に追求したい内容(消費者のニーズ等)を聞き出すには用意された質問だけでは足りないのです。ビジネスの現場では消費者本人も気づいていない、言葉にできないようなニーズがたくさんあります。そのようなニーズを追求するための手法が「行動観察」です。アクティブラーニングにおける行動観察の一例として、受講生は店舗内や生活の中での人々の行動を観察します。思い込みや概念は捨て、様々な視点から行動観察をすると、行動に傾向が見出せたり新しいアイデアや気づきが生み出すことができます。また、観察した行動を「分析→仮説→提案」していくことで、ビジネスで大いに活用できることがわかります。実際のビジネスの現場においても、自社製品をより使いやすいものにするためや、接客サービスを向上させるために行動観察を実施しています。アクティブラーニングでは実践的な学びを通じ、企業で必要とされる力を身につけることができ、自分の考えを社会に提案できるフロンティア人材を育成します。