アクティブラーニング専用教室

ケースメソッドを効果的に実施する上で最も重要な要素の一つに「ケース教室」があります。通常教室とケース教室の違いは数多くありますが、世に数多く存在するケース教室の特徴は、参加者を中心としている点に特徴があります。一般的な大学の講義室はそれぞれの列が並行で、すべて教壇のある正面の黒板に向かっているはずです。しかしながらケース教室は参加者がお互いの顔を見ながら講義に参加できるいわゆる馬蹄形レイアウトを採用しています。そして、ほとんどの場合において教壇は存在しません。すなわち、教員からの一方的なレクチャーを聞くのではなく、参加参加者がお互いの顔を見ながら発言することで、知識ではなく経験を積み重ねていくことができるように配慮されているのです。