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大学で「何を学んだか」ではなく「どう学んだか」

アクティブラーニングの準備

想像して下さい、あなたは実践経験が全くない医学部卒業生に手術を任せられますか?実習しか経験のない歯医者に虫歯の治療を任せられますか?実はこれは「経営学」も同様で、企業経営に求められる意思決定の場面においては、大学時代に得た知識だけでは無力に等しいと言っても過言ではありません。経営判断を行うために必要な情報や条件を、限られた時間の中で収集し、総合し、決断するプロセスは通常の座学では身につかないのです。

したがって、学生の皆さんが大学生活の中でもっとも効果的な学びを得るためには「何を学んだか」ではなく「どう学んだか」が重要となります。より実践的なテーマを活用し、自分がその「主人公」であればどう考え、上司、部下を説得し、いかに組織を動かしていくかを追体験することが求められるのです。まさにこれがアクティブラーニングの真の価値であり、単にグループで作業することがアクティブラーニングではありません。