社会で不可欠な能力を養うには？

現代の社会において、企業が求める人物像には、積極性・コミュニケーション能力・協調性などと挙げればきりがないですが、これは企業が新入社員に与えれた仕事をこなすだけよりも、主体性を持ち自分の考えで行動することを期待しているからです。しかし、従来の座学を中心とした講義を受けるだけでは、積極性やコミュニケーション能力は養うことができません。そこで、そのような人物を育成する教育スタイルがアクティブラーニングとなります。

企業の事例である「ケース」を使用したケーススタディを実施する方法があります。これは企業の様々な事例を研究する中で自らが判断を下し、意思決定者となります。ケーススタディを用いた講義は主にグループワークやクラスディスカッションを行いながら進めていきます。そのため、学生は主体性を持って討論に参加しなければなりません。アクティブラーニングの手法で学ぶことは、積極性や協調性を見につけ、現代の社会に柔軟に対応できる人材育成につながります。