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アクティブラーニングと名商大の取り組み

アクティブラーニング

アクティブラーニングとは、従来の教員による一方的な講義形式の教育とは異なり、学生自らが課題を発見、考察、ディスカッションなどを積極的にすることで、課題解決の方法を導き出す能動的な学修方法です。文部科学省の外郭団体、日本私立学校振興・共済事業団(私学事業団)によると、2016年度アクティブラーニングを取り入れる私立大学は64%を占めており、既に多くの大学で、アクティブラーニングで学修することが一般的になってきているとも言えます。
名古屋商科大学では全国でも先駆けてアクティブラーニングを導入し、日進/長久手キャンパスでは約3割の講義を、名古屋キャンパス都心型コースでは国内で唯一、全ての講義をアクティブラーニングで行っています。講義を担当する教員は、長年ケースメソッドで講義を執り行ってきた本学ビジネススクールの教員も多く、アクティブラーニングでの講義に慣れた教員から講義を受けることができます。

学修手法は主に、ケースを使用した「ケーススタディ」とビジネスの現場で学ぶ「フィールドスタディ」の二つで、実践的なビジネスの学びを習得していきます。

ケーススタディで使用するケースとは、Apple、グリコ、任天堂など実際の企業の実例が書かれた物語調の教材です。ケースには必ず「主人公」が存在し、ケースを読みながら教員が事前に設定したアサインメント(課題)に対する自分の考えを、ケース主人公の視点を通じて考えます。
都心型コースの講義では500を超えるケースを扱うため、学生たちは過去に企業で起きた実例を追体験しながら、実際のビジネス社会で適応できる汎用的な能力を養うことができます。

フィールドワークでは、中部経済圏の中心地である伏見に位置するという立地を活かし、近年開発の進む名古屋駅周辺や栄周辺へ赴き、人々の購買活動や言葉にできないニーズを探ります。ビジネス課題の解決だけでなく、新たなビジネス課題の発見をすることが可能です。