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アクティブラーニングで学ぶ女性の活躍支援

#アクティブラーニング #アクティブラーニング事例紹介

「MBAキャリアデザイン」は企業の第一線で働く本学ビジネススクール修了生(MBAホルダー)から、働くことや人生、キャリアについて改めて考えることを目的に開講されている、名古屋キャンパス都心型コース独自のプログラムです。

今回は株式会社コーセーより、阿部淳さんを講師としてお招きしました。

女性がいきいき働ける職場とは?その実現のために企業はどのような取り組みをすべきなのか?社会的にも重要視されている、女性の職場での活躍支援についてアクティブラーニングで考えました。

女性が活躍できる職場を考えよう!

平成27年に女性活躍推進法が国会で成立し、女性が働きやすく活躍できる職場になるよう、各企業が改革を進めています。

しかし現実には、女性の管理職比率はまだ低く、産休育休の取得により女性の昇進が遅れる、仕事内容によっては時短勤務がしにくい、働き方に対して男女間で認識の違いが存在するなど、ざまざまな問題が残されています。

化粧品メーカーは、他業種に比べ女性従業員の割合が高く、女性にとっての働きやすさが重要だと言えます。
今回は化粧品メーカーのお客様相談室をモデルケースに、女性が活躍できる環境作りのアイデアを人事制度、組織体制、雰囲気作りなど、様々な側面から考えます。
「苦情の対応をする部署なので、職場の雰囲気作りが重要だと感じます。電話対応部門とレポート作成などのバックヤード部門の人が、お互いの業務を請け負うようにすれば良いのではないでしょうか。相手の業務内容への理解が深まり、室内の協力体制が強化できます。また、仕事内容の幅が広がることで、モチベーションのアップも期待できます。」

社会に出ると、さまざまな価値観を持つ人々と協力して仕事を進めていくことになります。
今回、女性の活躍支援というテーマを通して、相手の立場や個々の事情を思いやり、多様な価値観を尊重する視点を身につけることができました。