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アクティブラーニングで学ぶ商店街用アプリ

#アクティブラーニング #アクティブラーニング事例紹介

韓尚憲先生による「プログラムデザイン」の講義では、名古屋キャンパスの最寄り駅から1つ隣の駅にある、大須観音駅前に広がる大須商店街に行き、観光地で役立つアプリを開発するためアクティブラーニングの手法の1つであるフィールドワークを行いました。大須商店街の特徴を知り、どんなアプリがあったらもっと大須商店街が便利になるのでしょうか。学生たちは様々な視点から「ネタ」集めに奔走します。

自分たちの手で課題を発見


「あ!このお店、閉店してたんだ!」
「いつの間に閉店したんだろう?」
「シャッターが閉まっているお店も意外と多いね」

普段ショッピングや食べ歩きを楽しむ学生も多い大須商店街ですが、いつもと違い観察目的のフィールドワークでは、次々と現場での気づきをメモしたり、写真に収めていきます。

「あれ?あのお店ってこの辺りじゃなかった?」
「よく行くお店なのにいつも迷うんだよね」
「じゃあこんな機能をつけた道案内アプリはどうだろう」

ある学生たちは、普段大須商店街を利用する際に感じていた不便な点に目をつけ、それを解消できるアプリを考え付きました。こんな機能があれば若者だけでなくお年寄りや、近年増え続けている外国人観光客にとっても使いやすいのではないかと、様々な目線からアイデアを出します。現場へ行き、自分たちの手で探し出した課題だからこそ、本当にニーズのあるアプリ開発につながります。名古屋キャンパス周辺には大須商店街を始め、名古屋駅や伏見駅などビジネスに関してフィールドワークができる環境がすぐ傍にあります。与えられた課題を解決するだけでなく、自ら問題を発見し解決する力をアクティブラーニングで身につけていきます。