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アクティブラーニングで学ぶBusiness English②

#アクティブラーニング #アクティブラーニング事例紹介

ジョナサン ダミアニ先生による「Business English」では英語で書かれた様々な企業のケースを読み解き、多くの企業がどのように発展してきたかをアクティブラーニングで学んでいます。そして7週目の授業最終回には 新規事業提案を英語でプレゼンテーションします。今回のケースは洋食器で有名な株式会社ノリタケカンパニーリミテド(通称:ノリタケ)。学生たちはノリタケの運営する「ノリタケの森」へ赴き、フィールドスタディを行いながら企業の歴史を学び、最終プレゼンに活かすことのできるヒントを探します。


グローバルな視野も取り入れて


ノリタケは、1876年、森村市左衛門が東京銀座に貿易商社「森村組」を創業し、弟の豊(とよ)をニューヨークに送って輸入雑貨店「モリムラブラザーズ」を開いたところから始まります。そして、美しく精緻に画付けされたヨーロッパ製の磁器と出会い、「日本でもこの美しい磁器を作りたい」との思いから1904年ノリタケカンパニーの前身となる「日本陶器合名会社」を創立しました。米国へ輸出された日本製の洋食器は飛ぶように売れ、「ノリタケチャイナ」の名で世界的な有名ブランドへと成長しました。100年以上も前から、ノリタケは海外との繋がりが深い企業であったことがわかります。

学生たちは、館内の資料から国内だけでなく海外でも昔から愛される秘訣を探していきます。そこで、多くの外国人の方がノリタケの森にいることに気がつきました。

先生「Nagoya is not so famous city. Why so many foreigner come "ノリタケの森"?」
学生A「They want Japanese china. Because made in Japan is good quality.」
学生B「There are many green and looks like Foreign countries.」

ノリタケの森はその名の通り緑が広がり、憩いの場としての機能も備えています。海外の方はどんな点に着目するのかなど、ケースを読み込むだけでは発見しきれなかった内容を、このフィールドスタディで気付くことができました。他にも企業が市民や観光客向けにこのような施設を提供することについて、事業提案をする上で考えるキッカケになったようです。
7週目の最終授業ではこれまでの集大成として、パワーポイントを全て英語で作成し、英語でのプレゼンテーションに挑戦します。