名古屋商科大学名古屋キャンパスにて、2月6日から9日までの日程で、海外インターンシップのオリエンテーションを実施しました。オリエンテーションでは、名刺交換をはじめとするビジネスマナーや、実習先の企業研究、語学研修など、実際に現地で活きる実践力を磨きました。

TPS（Toyota Production system 又 Lean Production System）検定

この海外インターンシップで製造業企業への派遣が決定した学生に対して、TPS検定の取得を目的とした講習を受講していただきます。TPSとは、「ムダの徹底排除」の思想に基づいて、作り方の合理性を追い求め、生産全般をその思想で貫いてシステム化したものです。このTPSの考え方を学ぶことで、ものづくりにおける世界共通の価値観、世界共通基準（Global Standard)としてグローバルに活用できる改善実践力を身につけていただきます。

インドネシア組出発

名古屋商科大学の海外インターンシップが順調にスタートしています。2月12日には、第1陣となるインドネシア組が中部国際空港より出発していきました。12回目を迎える今回、過去最多の計73名の学生がインド、フィリピン、タイ、ベトナム、カンボジア、マレーシアなどの東南アジア諸国で学んでいます。研修先は製造業や商社、ホテル、不動産、コンサルティング会社など学生の希望に沿った、グローバル展開する企業です。

海外インターンシップ（CAPI）とは

海外進出する企業が増加している現在、海外で活躍できる若い人材が求めらています。そこで名古屋商科大学では、海外での就労の機会を希望し、意欲のある学生を募り、CAPI(Career Advancement Program International)という特別なプログラムを2012年からスタートさせました。
その一環として、夏期休暇中と春期休暇中の年2回海外に進出している日系企業でのインターンシップを計画しています。これは、本学独自で発展途上国（特にASEAN諸国）で活躍する日系企業と組んで、現地でのインターンシップを経験させ、海外進出企業で働くために必要な知識や実務能力を高め、将来のキャリア形成の動機付けを図ることを目的とするものです。
本学は早期から“Our Graduate will have to be able to work Anywhere with Anyone.”を教育指針の中に加えています。これは、卓越したマネジメント教育カリキュラムと国際舞台に役立つ機会の提供によって、世界のどの地域でも、そしてどの国の人とでも共に働くことができるグローバル人材を育成することを意味しています。この海外インターンシップを含むCAPIのプログラムは、このような背景の中で実施する本学の新しい取組です。