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正社員での納得内定を目指して!2年生向けキャリアガイダンスが開催されました

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商学部・経済学部・経営学部の2年生を対象としたキャリアガイダンスが開催されました。冒頭でリクルートキャリアの講師の方より、皆さんが特に気になるであろう生涯賃金、有効求人倍率についてのお話がありました。

例えば、学生の皆さんにとって身近な「働く」はアルバイトですが、なぜアルバイトを続けるより正社員になることが大切なのでしょうか。そして現在、求職者が優位な時代であり、努力すれば新卒で正社員として採用されることは難しくないというのは具体的にどのようなことから言えるのでしょうか。これらについてはグラフを用いてわかりやすく説明をしていただきました。しかしながら、新卒で正社員として採用されることが難しくないとされる時代であっても受け身では就職活動は成功しません。(本学では就職活動の成功を納得内定と呼んでいます!)2年生の皆さんが今から意識しておくことは何なのかについて見ていきましょう。

正社員とアルバイトでは生涯賃金格差はおよそ6千万円!


多くの皆さんがアルバイトでお金を稼いだことがあるでしょう。一人暮らしの生活費を賄うこともできてしまうほど稼いでいる人もいるかもしれません。それであれば今のアルバイトをずっと続けていれば大変な就職活動をして正社員を目指さなくても良いのでは?と思うことでしょう。正社員で働くことのメリットはいくつもありますが、今回のガイダンスではそのメリットを生涯賃金という指標で見ていきました。厚生労働省の「平成27年賃金構造基本統計調査」の年齢別のデータを見ると、年齢が上がるにつれ年収の額に大きく開きが出てきています。特に顕著なのが30代以降で、50代ではおよそ2百万円の開きがあります。2百万円と言うと一ヶ月あたり16万円程度になりますが、それだけのお金があればできることはたくさんあります。また、将来家庭を持つことを検討している場合に、家族が住む家、家族が乗れる大きな車などまとまったお金が必要になる時期が来ます。アルバイトと正社員の年収差である2百万円を毎年貯金に回すことができたらこれらの目標も達成することができます。ちなみに、驚くべきことに生涯賃金で言えば6千万円の開きがあるとされています。


大卒の有効求人倍率は1.88倍

正社員で働くことのメリットが明確になったところで、皆さんが正社員として働ける可能性はどれくらいあるのでしょうか。リクルートワークス研究所の調べによると大卒の求人倍率は直近の7年連続で上昇を続け、現在1.88倍になっています。これは1人に対して1.88社正社員として働ける場所があるということですから正社員として働くということだけ見れば難しくありません。しかし業界や企業規模で見ると大きく隔たりがあります。例えば業界では流通業が12.57倍ですが、金融業は0.21倍です。企業規模では5000人以上の大手企業では0.37倍、300人未満の企業では9.91倍となっており、行きたい業種や企業規模によっては就職の難易度が大きく異なってくるということが言えます。

日本にある企業はなんと170万社以上

ガイダンスの中で「知っている企業名を書き出してみよう」という個人ワークがあり、2分間でどれくらいの企業を書き出すことができるのかを測りました。このワークの狙いは書き出した企業の業種が偏っていることに気づくことです。きっと紙面にはコマーシャルで流れているような大手企業や普段買い物をしている店舗を運営している企業の名前が書かれていることでしょう。しかし就職したい企業をその中から選ぶわけではないので、今より多くの企業を知るために業界研究、企業研究が必要です。ちなみに総務省「平成26年度経済センサスー基礎調査」によると170万社以上の企業が日本にあるとされています。それだけ多くの企業が存在していることを知ると、自分の将来がさらに開けてくるような気がしませんか?

今からできることはたくさんある

本格的でなくても構いません。今できることから始めて行きましょう。例えばこんなワークをしてみてください。今座っている椅子が自分の手元に届くまでにどれだけの企業が関わっているでしょうか。購入したのは店舗からかもしれませんが、店舗で手に取るまでに椅子を設計した企業、その椅子を製造した企業、その椅子を運搬した企業が存在します。インターネットで購入した場合はその運営サイトを手がける企業、クレジットカードで決済した場合はクレジットカード会社さらには決済手段を問題なく進められるようにシステムを開発した企業が関わっています。実際にこれらを書き出す個人ワークも今回のガイダンスで行いました。

そして日頃から周囲で働いている人の様子を観察したり、身近な人に働くことについて尋ねてみたりして興味と意識を高めていきましょう。また、学業、部活動、課外活動を熱心に行うことで何か誇れる実績を残し、就職活動の際にその話を披露できるように準備しておくことも大切です。今日から始めてみましょう。

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