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商学部・資格合格|税理士コース所属

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三浦花音さん(商学部会計ファイナンス学科2年生)

青森県の商業高校出身の三浦花音さんは高校時代に日商簿記2級、全商簿記1級を始め、経理、会計に関する資格を複数取得しています。名商大に入学することを決めたのは会計ファナンス学科があることでした。そして税理士コースには入学してすぐの頃に担当の先生から声をかけてもらったことがきっかけになったそうです。資格の試験が近づくと最後の1,2週間は寝食を忘れて勉強に没頭してしまうという三浦さん。税理士コースに所属しながら過ごす大学生活がどのようなものか、また今後の目標についてお聞きしました。


税理士コースとは何ですか?


税理士の資格取得を目指す人達のための講座です。税理士、公認会計士、コンサルタントなど税理士の資格が必要だったり、その資格を持っていると仕事がしやすいなどの理由でみなさん資格取得を目指して日々取り組んでいます。日商簿記2級を取得していることが講座に入る条件になっています。講座は在学2年目以降から簿記論、財務諸表論の科目対策が始まりますが、1年生の頃から在学していた私は全経簿記上級、日商簿記1級を目指す勉強をすることになりました。


勉強し過ぎて友達に心配されることも?!


まずは全経簿記上級の試験に合格しようと講座に欠かさず通うこと、自学自習を毎日行うことを徹底しました。それでもやはり上級はとても難しく、勉強すればするほど知らないことがどんどん出て来てしまいます。試験前の1,2週間は1日に20時間近く勉強していました。自分の部屋にいるとどうしても甘えが出てしまうので近くのカフェを1日に何店舗も渡り歩きました。高校時代に日商簿記2級を取得するためにものすごく勉強したことがあり、それが人生最大に勉強した時期だと思っていたのですが、それを上回るくらい勉強しました。久しぶりに会う友達には目の下のクマを指摘されてしまうほどでした。それでも昨年の夏と冬に2回受けて不合格になってしまいました。来年2月に再度受験するつもりです。

金融業界で働きたいという夢もある


税理士コースに所属していますが、実は銀行に勤めて中小企業の経営者の方に融資をする業務につきたいという夢も持っています。父が中小企業を営んでいるのでそのように考えるようになりました。そのためには簿記の資格だけでなくFPの資格も取得したいと考えています。今税理士コースに所属していることで多くの時間を費やしているため、両立については相当頭を絞って進めていかないと困難を極めると思います。それでも、自分が持っている知識を父や父のような経営者の方に役立てたいという気持ちはこの先変わらないと思います。


税理士コースはハードでも、所属することで道が拓(ひら)けた

税理士コースに所属し続けることは簡単なことではありません。志の高い学生の集まりということもあり、先生方はとても気合いを入れて指導されています。私の場合入ったきっかけが先生に声をかけていただいたという、気軽なものだったので入った当初は気後れしてしまうこともありました。講座の座席がテストの点数で決まっていたり、小テストが小テストと言えないくらいのボリュームがあったりと、戸惑うことも多く、本当にやっていけるのかと不安になったくらいです。しかし今ではまず当初定めていた目標である全経簿記上級に合格することに注力し、周囲と自分を比較しないように努めました。周囲の学生と自分を比較して自分を奮い立たせる方法、自分の成長に目を向けてコツコツ進めていく方法など、やる気になるためには様々なアプローチがあります。その中から自分に合った方法をとればいいのだとわかった今、気持ちが楽になりました。

この夏は税理士事務所でインターンシップがしたい

現在2年生ですが一足早く、この夏インターシップをすることにしました。インターンシップ先は税理士事務所です。興味があるというのはもちろんですが、理想と現実の違いを早い段階から見極めたいという想いからです。憧れている業界はどうしても美化して見えがちです。早い段階からそれを修正して本当に目指して良いものか、目指すためには何が足りないかを働きながら勉強させていただきたいと考えています。来年には金融業界のインターンシップに申込むつもりです。

税理士コースを目指す皆様へ


税理士コースは申し上げた通り、税理士資格を取得するために集まった志の高い学生の集合体です。先生方も若き税理士を輩出しようと懸命にご指導にあたっています。質の高い知識や情報が得られる他、勉強することが当たり前の環境にいられるということだけでも所属している意味があると思います。また、名商大では税理士コースに所属する学生に対する返還不要の奨学金があり、例えば日商簿記1級、税理士試験の受験費用を支給してもらえる他、一定の条件を満たすと学校の授業料が減額されます。税理士を目指す上で十分な環境が整っているので、税理士を目指す方はぜひ、まずはコースへの所属を目指していただきたいと思います。