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キャンパス対抗! ウルトラマン ビジネスモデルコンテスト開催!

今回は山岡隆志教授による日進/長久手キャンパスの「ブランドとコミュニケーション戦略」、名古屋キャンパスの「ブランドマーケティング」の授業で行われた『キャンパス対抗!ウルトラマンのブランド再活性化事業企画』をご紹介します。


山岡先生は大手企業でマーケティング責任者を歴任した現役の研究者です。
この授業では、多くのケースと文献を使用して基本的な概念を繰り返し学ぶことにより、マーケターの基盤をつくることを目指します。数多くある理論の中から実務で使える理論のみを扱い、使えるレベルまでに昇華する授業が特徴です。

受講生には「ウルトラマンのライセンスを使った、新規事業のマーケティング戦略を立案しなさい。」というテーマで課題がだされました。その課題を実際、ウルトラマンブランドの再活性化に成功された佐藤佳世子氏に審査していただきました。佐藤氏がフィールズに転職した2014年時点の経営環境の資料を基に、佐藤氏と同じ立場で新規事業開発を考えるという実践的な課題です。


キャンパス対抗!プレゼンテーションコンテストの開催


書類審査に勝ち残った上位7名が、緊張感のあるプレゼンテーションを行いました。受講生全員に投票をしてもらい、佐藤氏にも発表をみてもらいました。まずは、受講生による投票結果を発表です。その後、プロマーケターである佐藤氏の評価結果発表です。受講生で最も評価が高かったものが佐藤氏の評価では一番評価が低い結果であったりと、受講生のよる評価と佐藤氏による評価には大きな乖離がありました。この素人とプロの評価の乖離こそが受講生の学びにつながります。


名古屋キャンパス1位、総合1位 宮崎大和くん
『新ウルトラマンブランド”Executive Presence”』


そして、各校それぞれ3位、2位、1位の合計3名の入賞者が発表されました。そして、今回はキャンパス対抗で行われたので、両キャンパスを通じての上位3位、2位、1位が発表され、全員に対する丁寧なレビューコメントをいただきました。


日進/長久手キャンパス1位、総合2位 江口隼多くん
『キッザニアでウルトラマン関連職業体験』


その結果は、日進/長久手キャンパスの1位は江口隼多くん、2位は宮崎花菜さん、3位は深谷雅月くんでした。名古屋キャンパスの1位は宮崎大和くん、2位は鈴木伶奈さん、3位は郡上千穂さんでした。そして、両キャンパス総合での1位は宮﨑大和くん(名古屋キャンパス)、2位は江口隼多くん(日進/長久手キャンパス)、3位は宮崎花菜さん(日進/長久手キャンパス)、鈴木伶奈(名古屋キャンパス)という結果となりました。初めての、キャンパス対抗企画ということもあり、ライバル心に火が付いて盛り上がった企画となりました。受講生からはもっと両キャンパスでの対抗企画をやりたかったという声があがったぐらいです。


日進/長久手キャンパス2位、総合3位 宮崎花菜さん 『USJ ザ・リアル4D』

名古屋キャンパス2位、総合3位 鈴木伶奈さん 『ウルトラマン海外進出』


最後に、2014年から佐藤氏が実際に行った事業開発の推移が詳しく分かるプレゼンテーションをみることにより、課題と同じ目線で一流のマーケターが答えを示した内容が示された訳で、自分達の企画とプロの企画の差を実感する場となりました。


『日進/長久手キャンパス入賞者』

『名古屋キャンパス入賞者』


佐藤佳世子氏 プロフィール


株式会社リクルートで「ダ・ヴィンチ」をはじめ、数々の雑誌の副編集長、編集長を歴任。数多くの新規事業開発にも携わり、後にマーケティング局のチーフプランナーとなる。2006年、株式会社ワールドの宣伝部長として転職し、2010年、執行役員 ブランディング&マーケティング推進統括部長に就任。ワールドでは、業界初の様々なプロモーションや販促施策を手掛ける。以降、担当領域を広げ、ワールドの全社WEB戦略、CRM戦略の指揮をとり、ワールドプレミアムクラブを構築。また約100ブランドのブランディングにも携わる。2014年、フィールズ株式会社に転職、「Character & Brand of the Year 2016」では「日本ブランド・ライセンス大賞グランプリ」を受賞。2018年6月末日同社退職。