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<商学部授業レポート>瀬之口先生の「ビジネスのためのAI(人工知能)活用」

AI(人工知能)の問題に、正面から向き合う授業

昨今、様々な媒体で目にする「第4次産業革命」。
以下のようなことができるようになると言われています。
①あらゆる事業・情報がデータ化され、ネットワークを通じて自由にやりとり可能になる(IoT)
②集まった大量のデータを分析することにより、新たな価値が生まれる(ビッグデータ)
③機械が自ら学習し、人間を超える高度な判断が可能になる(AI)
④多様かつ複雑な作業についても、自動化が可能になる(ロボット)
瀬之口先生の「ビジネスのためのAI(人工知能)活用」では、第4次産業革命の中でも特に、AIを取り上げます。

Alexa,What can you do?


授業開始直後、学生同士のグループに分かれて、ディスカッションが行われます。瀬之口先生から与えられたディスカッションの課題は、「 アマゾン社のスマートスピーカー”Alexa”で今後何ができるか?」です。学生達から様々な意見が出てくる中で、特に目を引いたのは、「声のトーン、呼吸速度で健康管理ができる!」というアイディアです。これに対して、瀬之口先生からは、「健康に着目するのは実用的で、社会的課題の解決にもつながるので非常に重要」「AIの次のステップは、人間の感覚を把握すること」という、専門的見識に裏付けられたフォードバックのコメントが出されました。

機械は仕事を奪うのか?

グループディスカッションの後、学生によるプレゼンテーションが行われます。
プレゼンテーションの1つ目のテーマは「企業のAI導入事例」で、2つ目のテーマは「AIが社会に与える影響」です。「AIは仕事を奪うのか、そしてそれが悪いことなのか?」「AI導入が最終的にたどり着くのは、”働かなくても生きていけること”。それが良いことなのか、悪いことなのか?」瀬之口先生から答えが提示されるわけではありません。この授業で扱うのはAIですが、使うのは受講生自身の頭です。正解が1つでは無いこの問いに対して、受講生が、自ら調べて、考えて、意見をまとめて、発言して、互いに語り合う過程が学びです。名古屋商科大学は、この能動的学習(=アクティブ・ラーニング)を非常に重視しています。商学部では、最新のトピックを扱う講義がとても充実しており、時代を先読みして、新たな領域に挑戦する気概に溢れた人材を育成しています。