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国際学部

BA in International Studies

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国際学部とは

国際学部とは何を学ぶ所か?


国際学部とは、国際化したこの現代社会を生き抜くための教養を身につける場です。単に英語を話す事が目的であれば、いわゆる外国語学部を選択すべきでしょう。しかしながら、現代の国際社会で本当に必要とされるのは、国際感覚を持って仕事を行う能力です。

確かに世界共通語というべき「英語」の運用能力を培うことは意味がありますし、国際社会で活躍するためには不可欠です。しかしながら英語はあくまでも道具です、伝える、伝えたい内容(コンテンツ)が存在しない状態では単なる「通訳」を目指すのと大差ありません。またその英語にしても英文法に「正解」が存在するかのような教育を日本では行われていますが、現実的には「伝わる英語」のほうが価値があり、その文法に正解など存在しません。では、国際学部で何を学ぶのでしょうか?


国際学部が目指すのは社会人としての「国際教養」


国際学部では異文化や国際問題や国際関係などの理解を深め、国際社会で活躍できる能力を養います。そのためには、経済学、社会学、心理学、人間関係などを幅広く理解し、日本で何の問題もなく通用する常識が、世界の非常識であることを理解しなければなりません。

例えば、タクシーの料金。日本ではメータに表示された料金を支払うのが「常識」です。ところが海外ではメーターで請求される国の方が少ないのが常識です。目的地に到着して50ドル!!といきなり請求される国もあれば、市内一律料金の国もあれば、目的地を伝えて「値段交渉」しなければならない国も存在します。そうです、行きと帰りで同じ道を使ったのに、請求される金額が倍以上も異なることなどよくあるのです。

また、日本では運転手が手荷物をトランクに積み込みのを手伝ってくれるのが「常識」ですが、海外でそれを期待するのは「非常識」。トランクに荷物を入れるといつのまにか「別料金」を請求されることが常識です。こう聞くと、タクシーの利用法1つとして国際常識など存在しないことが解っていただけるのではないでしょうか?

国際学部での学修で知る国際感覚

中東・イスラム圏の人達ってなんだか怖い、というイメージをお持ちの方はいませんか?今や国際都市として発展したドバイやアブダビなど、欧米とは全く異なる歴史文化を持つ中東諸国ではリゾート開発も盛んです。日本人の常識感覚ではとても思いつかないような発想で開発された都市は未来を想像させますし、一方で古き過去の姿も残しています。確かに宗教的な要素が日常生活にも影響を与えている場合があるので、日本人の常識からすると「理解しにくい」事もあるかもしませんが、それはお互い様でしょう。視点が異なるだけで、それぞれの文化を尊重する視点が重要なはずです。国際学部が目指す教育はこうした異文化への理解と異文化の方々との共生です。


国際学部では正解のない常識をどう身につけるのか?


では一体どうしたら良いのか?どれだけ教室内で講義を受けても、国際感覚を自分の言葉で理解することはできないでしょう。要は日本の外に出る「経験」を通じてしか国際感覚とのズレに気がつくのは難しいのです。そこで国際学部では、海外体験、海外留学、海外研修、海外ボランティア、といった体験を4年間の間に1つ選択し参加することでリアルな世界情勢や文化、経済を身をもって体験することを目指しています。目指すのは世界の人々や企業や社会が直面している課題を肌で感じ、理解した上で、的確な判断力をもって行動できる「チャンレンジ精神」です。


留学に強い大学の国際学部は全員が海外体験


今時、アメリカやイギリス留学は珍しくない時代、国際学部が目指すのは留学ではなく《海外体験》です。北欧、南米、アジアなど英語圏にとらわれず海外を肌で体験し、そこで得られた実体験を通じて得た国際的な思考を備えた人材を育成します。もちろん語学力も必要な要素ですが、中には英語力を必要としないものも多数あります。本学が誇る48カ国112校の海外トップレベルの大学への交換留学をはじめ、短期サマープログラムや、国際ボランティア活動、ヨーロッパ一人旅の「ギャップイヤー」など、数多くのユニークでサポートも充実した海外プログラムへの参加を全員に促します。そしてどうしても海外体験に参加できない場合でも、キャンパス内で実施されている交換留学生との合同講義で単位を取得することでも置き換えることが可能となっています。

アヤシイ海外留学

日本国内の国際学部の多くは海外留学を組み込んだカリキュラムが前提となっていますが「海外留学」とは個人で目的地を選択し、そこで何を修得するのか考え、事前の想定とのギャップに挫折を経験しながら、何とかなったという自信を片手に帰国して成長を遂げるものです。ところが、1学年が一斉に同じ飛行機で同じ大学に海外留学するという大学があると聞いたことがありますが、それではまるで「ツアー旅行」のようで修学旅行と変わりません。また海外には、何を根拠に「大学」と名乗っているか不明な教育機関も多数存在します。したがって留学先大学の「世界ランキング」を意識した国際学部選びを心がけて下さい。

キャンパス内でも充実の国際教育

海外提携校から年間100名を超える交換留学生が来学し、本学で学んでいます。従って、キャンパス内はいつでも国際感覚溢れる雰囲気の中で学ぶことができます。また、定期的に彼らと交流できるイベントを開催したり、彼らの母国語と日本語を互いに教えあう「Language Exchange Program」を実施しています。交換留学生と一生の友になることで、将来的な国際的な協働が可能となり、世界で活躍できる基盤となることでしょう。

英語で学ぶ国際教養科目の拡充

100%英語で学ぶことのできるビジネス科目や教養科目を多数開講しています。交換留学生が受講する科目ですが、日本人学生が学ぶことももちろん可能です。授業への積極的な参加が当たり前の留学生たちに交じって、一緒に学ぶことで、世界最前線のビジネスや教養を身につけることができるでしょう。

全国トップレベルの外国人教員の比率

外国人教員の比率が愛知県2位(全国11位)の本学では、いつでもネイティブスピーカーとコミュニケーションできる環境です。その他にも語学専門の学修施設である「総合語学教育センター」や、英語の自習施設「Self Access Center(SAC)」を備え、キャンパス内でもワンランク上の語学力を身につける環境を整えています。

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