グローバル化時代と日本(2)
講義概要
本講義の目的は、将来、ビジネスの世界でグローバルな視点でフロンティアスピリットを持って活躍することが期待される学生に、国際社会についての基本的知識と健全な見解を滋養することである。その上で、国際的な現象に対して、本質的な把握を可能にする批判的能力の開発を意図している。専門教育科目に属する本講義では、国際関係の枠組みを多面的かつ明晰に説明していくつもりである。講義での、国際関係の把握方法は、前期の「国際社会論」と同様、外交史的アプローチである。しかしながら、前期に国際社会の「基本的な見方」の修得を重視したことを念頭に本講義では、より実践的な「国際問題の分析」に力点を置く。また、各国指導層の国際的メッセージにも注目し国家間のコミュニケーションの役割の理解も促進するつもりである。
対応する学修目標
LG-I(論理的思考力の錬磨に基づく汎用性のある多様な社会事象の分析能力養成)、LG-II(複雑多岐な事象の適切な表現力と自己の主張に対する知的誠実な態度の養成)、LG-IV(国際的視野からの物事の把握能力と実践力の養成)
学修目標の分類
- LG-1 Critical thinking for frontier spirit(批判的思考)
- LG-2 Diversity awareness(多様性の意識)
- LG-3 Business ethics and sustainability(企業倫理と持続可能性)
- LG-4 Analytical decision making skills(分析的意思決定)
- LG-5 Effective communication skills(効果的なコミュニケーション)
- LG-6 New-asian business perspective(ニューアジアでのビジネス展開力)