日本経済史
講義概要
経済学系専門科目である本講の目的は、日本近代史を主に経済的観点から考察し、日本近代化と産業化及び工業化の特質を分析することである。その際、グローバルヒストリーの文脈での日本経済の変遷に注目したい。結果的に、受講者の健全な批判能力と国際的な視野を育成することは、本学のミッションステイトメントにも反映されている。特に、明治維新以降の日本近代化過程と第二次世界大戦敗戦後の経済復興について詳しく吟味することは、国際化するビジネス社会でのフロンティアたる異国での活躍にとっても必須条件である。本講では、将来のグローバルビジネスの担い手たる受講者が日本経済発展の、他国の経済発展との共通性と特殊性を客観的かつ理性的に把握でき、今後の経済活動の実践に備えての洞察力を育成することを目的としている。
対応する学修目標
LG-I(論理的思考力及び明晰な分析能力の養成),LG-II(様々な社会事象を明確に概念化し得る実践的コミュニケーション力の養成), LG-IV(国際的視野と自国経済の歴史的経緯を踏まえた将来に向けた発展的な実践力の養成)
学修目標の分類
- LG-1 Critical thinking for frontier spirit(批判的思考)
- LG-2 Diversity awareness(多様性の意識)
- LG-3 Business ethics and sustainability(企業倫理と持続可能性)
- LG-4 Analytical decision making skills(分析的意思決定)
- LG-5 Effective communication skills(効果的なコミュニケーション)
- LG-6 New-asian business perspective(ニューアジアでのビジネス展開力)