学部学科

Academic Programs

経済学部 総合政策学科

BSc in Economics

  1. TOP
  2. 学部学科
  3. 経済学部
  4. 総合政策学科
  5. カリキュラム
  6. 総合政策入門

総合政策入門

講義概要

 現代社会における私たちの生活は、身近な福祉、教育、あるいはゴミ処理から、地球環境、エネルギー、安全保障に至るまで、多くの課題を抱えています。
 これらの課題を解決ないし改善する具体的な手段が「政策」です。
 複雑多様化する現代社会における「政策」の実現は、政府だけでなく、民間団体、国際機関、NPO・NGO、地域社会、そしてそれぞれの市民までが協力して当たらなければなりません。
 総合政策学は、こうした状況に対応するため、幅広い学問分野の叡智を結集し、現代社会のさまざまな課題を解決ないし改善するための政策について学ぶ学問です。

 本講義は、総合政策を学修するための道しるべとして、「総合政策」というものの考え方を学び、政策に関わる基礎的な知識を身につけるとともに、今後本学で学修していく広範な科目・分野を鳥瞰し、これにより総合政策を身近なものとして明確に認識するための「総合政策への入門科目」です。

 本学では、経済学部に総合政策学科を置いています。
 政策の基本となる「公共政策領域」の科目を学ぶとともに、グローバル人材育成に向けて配置された「グローバル政策領域」の科目を学び、これらの科目と経済学の基礎的な科目の学修を踏まえ、経済学部の強みを活かし充実した科目配置の「経済政策領域」の科目群を重点的に学修することができます。
 これらを体系的に学修することにより、私たち一人ひとりが、課題を発見する能力、分析する能力、解決する能力を身につけることをめざしています。

 この科目は、経済学部総合政策学科の必修科目に位置付けられています。
 本講義は、NUCBフロンティア力の「基盤力」「実践思考力」「主体的行動力」「発展的コミュニケーション力」の育成を念頭に進められます。
・基盤力(学ぶ力)=政策理論の学修を通じて、行動の基盤となる知識を積極的に学修する力を身につけます。
・実践的思考力(考える力)=現代社会における具体的な問題に対する政策について学ぶなかで、問題の発見や解決に応用して考える力を養います。
・主体的行動力(行動する力)=社会問題に関わる具体的な取り組みを学ぶことで、積極的に行動に移す力を養います。
・発展的コミュニケーション力(つながる力)=まちづくり政策など地域の身近な課題についても議論します。こうしたなかから、関係者と良好な関係を築く力を養います。
 本講義の学修目標は、LG-Ⅰ、LG-Ⅱ、LG-Ⅲ、LG-Ⅳです。
・現代社会におけるさまざまな具体的な課題や問題とそれらに対する政策について学ぶことで、LG-Ⅰ(論理的思考に基づいた統合的思考力、発展的実践力の養成)、LG-Ⅱ(コミュニケーション能力の養成)、LG-Ⅲ(情報を有効に活用する能力の養成)、LG-Ⅳ(実社会との関わりを意識した実践力の養成)を目標とします。 
 これらにより、本学のミッションである「フロンティア・スピリット」と世界的な視野をもってビジネス界に貢献できる能力の育成をめざします。

学修目標の分類

  • LG-1 Critical thinking for frontier spirit(批判的思考)
  • LG-2 Diversity awareness(多様性の意識)
  • LG-3 Business ethics and sustainability(企業倫理と持続可能性)
  • LG-4 Analytical decision making skills(分析的意思決定)
  • LG-5 Effective communication skills(効果的なコミュニケーション)
  • LG-6 New-asian business perspective(ニューアジアでのビジネス展開力)