経済学部総合政策学科3年の木野恵輔さんは、本学に入学後すぐに資格対策講座を受講し、これまでにFP3級、ITパスポートやリテールマーケティング2級を取得しています。また、現在は船舶の資格にもチャレンジしているなど、興味があることについては分野にこだわらず果敢に取り組んでいます。資格取得に関する想いも含め、今回は昨年秋に取得したFP3級の話を中心に伺っていきます。

何にでもチャレンジしてみたい

入学を検討するきっかけは、高校時代に先生が名商大の吹奏楽部が素晴らしいと紹介してくださったことです。吹奏楽は高校時代から始めてトロンボーンを吹いていました。当初楽譜も全く読めない状態からスタートし、何とか物にしてきました。吹奏楽を始めたきっかけは団体競技に興味があったことです。中学時代は個人競技である陸上部に所属していましたが、みんなで一つの音楽を作りあげる吹奏楽に魅力を感じたことから高校時代は吹奏楽を選択しました。先生から名商大をご紹介いただいたことをきっかけに自分なりに調べてみたところ、吹奏楽ももちろん素晴らしいですが、それだけではなく、就職率が良いこと、大学全体としてサポート体制が整っていることから、入学する決意にいたりました。

兄を超えたい

私には8つ年上の兄がいます。兄はとても頭が良く、自分の理想とする人間であると同時に超えたくても超えられない壁のような存在でもあります。そんな兄を超えるために最初の一歩として大手の優良企業に就職することを目標に掲げました。この目標を定めた当初は、まだどんな業界に就きたいという希望や業界に関する知識がなかったため、どんな就職先でも必要とされるだろう資格を取得してみることにしました。資格対策講座を受講していると具体的な将来の目標があって受けている人もたくさんいる中、兄を超えたい、立派な人間になりたいという漠然とした理由で資格取得にここまで熱心になれたのは、自分でも不思議だと思います。

自分オリジナルのテキストができあがっていく

FP3級はそれほど難しくありません。資格対策講座に欠かさず通い、復習をきちんと行うことで資格を取得することができます。自分の場合は、週1度金曜を復習の日と決め、2時間弱、習った重要な箇所に赤色のマーカーを引き、問題集をやって間違えた箇所に青色のマーカーを引きました。メモも色々と書き込んだので、受験前には自分オリジナルのテキストができあがっていました。日々積み上げてきた頑張りがテキストに反映されていくように感じていました。FP2級にもチャレンジしてみたのですが、残念ながら一度で合格はできませんでした。やはり自学の部分にさらに力を入れてやっていく必要があるのだと思います。

将来は医療関係の業務に従事したいからMR

最近になって就職したい職種がみつかりました。医者に自社の薬の情報を提供し、その薬を提案する営業、MRです。医療業界に進めば多くの人を救うことができること、この先ずっと続く業界だから安心して仕事を続けられることから興味を持ちましたが、今から医者や看護士を目指しても無理があると考え、それであれば今から目指せる職種は何だろうと考え、MRを選びました。今そのために製薬会社のサイトを日々チェックしたり、製薬会社のインターンシップに参加する予定にしています。

キャリアサポートセンターからのメッセージ

名古屋商科大学は、ビジネスに通用する資格を取得できます

ビジネスを学ぶ名古屋商科大学だからこそ、在学中に就職に役立つ、履歴書に書ける資格取得を強く奨励しています。入学直後の1年生で取得すると、「やればできる！」と言う「自信」がつきます。そして、その「自信」を足がかりにして、その後の海外体験やインターンシップなど様々なことにチャレンジできる「余裕」が生まれ、飛躍的にキャンパスライフが楽しくなります。
名古屋商科大学の資格対策講座は、学部生のみならず大学院生、社会人にも開放しています。20代から60代以上まで幅広い年齢の方が集まり、業種や実務における立場も様々です。受講生の多様性があることで、新たなコネクションの形成や、他の人の意見から自分の考えを顧みる最良の機会となるはずです。他の受講生と交流を深め、互いに高め合いながら、年間通して自分の志向に合わせて着実に能力を磨いていく。これらは専門学校や通信教育、個人学習では到底叶えることができない、名古屋商科大学の資格対策講座だからこそ実現可能な強みです。

詳しくは、「名古屋商科大学エクステンションセンター」をご覧ください。