セミナー論文テーマの発表会

池田先生のセミナーには、コミュニケーション学部（現国際学部）グローバル教養学科3年次の学生が所属しており、「世界の社会と文化」をテーマとしています。
今回のセミナーでは、セミナー論文のテーマの発表を行いました。
「自主性と積極性を養う」というセミナーの方針通り、学生からの発言が途絶えない和気藹々とした雰囲気に包まれていました。

今回のテーマ発表では、各々が興味を持った様々な国・地域を取り上げており、アメリカの音楽やヨーロッパの武術などについての発表を聞くことができました。
発表者が一方的にテーマや構成を発表するだけでなく、発表を聞いている学生からは、「自分が書きたい内容とテーマは合っているのか」「その章で読者に何を伝えたいのか」などの質問も投げかけられます。
セミナー生からのフィードバックを受け、発表者は改めて論文テーマに向き合うことができました。論文テーマの発表をすることは「書く力」だけではなく、「考える力」や「発表する力」を身につけることに繋がっていきます。

グローバル人材育成へ繋がる授業

本学のセミナーの授業では、教員と学生とのコミュニケーションだけではなく、セミナー生全員が一体となり、それぞれを助け合いながら考える時間を大切にしています。
卒業論文は個人で完成させるもののように思われますが、このセミナーではクラス全体が一人一人の論文の完成を応援する姿が見られ、クラスが一致団結している様子が印象的でした。
名古屋商科大学の建学の精神であるフロンティアスピリットに基づいた、「グローバル人材の育成」に繋がる自主性と積極性が育てられるセミナーとなっています。