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経営学部 経営学科

BSc in Management

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ファミリービジネスと事業戦略

講義概要

ファミリービジネスとは創業家一族が所有し、経営において実質的な支配権を行使している企業をいう。日本では、経済全体に占めるファミリービジネスのウエイトは極めて大きい。例えば、企業数で見ると、全体の約95%はファミリービジネスである。また雇用者数は全体の6~7割を占めている。プライスウォターハウスクーパースジャパンによれば法人税法で定義する同族会社のように、必ずしも50%超の出資比率をその要件としていない。例えば出資比率はファミリー全体で5%しかなくても、創業家一族が経営陣になって実質的に支配している場合はファミリービジネスとなる。一般的には、「ファミリービジネスとは中小企業?」というイメージを持たれがちであり、かつ日本では実際に中堅・中小企業がその中心である。上記の定義によれば、ファミリーの出資比率が少ない上場企業であってもファミリービジネスに該当することになる。本講義では上記の実態を踏まえ、ファミリービジネスの定義、日本におけるファミリービジネスの実情、マネジメントのあり方、企業統治、事業継承、成功するための事業戦略などを中心に講義を展開し、グループ討議、クラス討議を通じ、本学学生のフロンティア精神、社会人基礎力、行動力、およびコミュニュケーション能力の向上を目指す。本講義は経営情報学科カリキュラムの「情報ネットワーク」に位置づけられており、ネットワークに関する体系的な知識を習得することが出来ます。

本コースの学修目標は、LG-I,LG-III及びLG-IVです。

学修目標の分類

  • LG-1 Critical thinking for frontier spirit(批判的思考)
  • LG-2 Diversity awareness(多様性の意識)
  • LG-3 Business ethics and sustainability(企業倫理と持続可能性)
  • LG-4 Analytical decision making skills(分析的意思決定)
  • LG-5 Effective communication skills(効果的なコミュニケーション)
  • LG-6 New-asian business perspective(ニューアジアでのビジネス展開力)