アイデアを産み出し新たな価値を提供する

イノベーションとは、それまで誰も考えたことがなかったアイデアを産み出し、それによって顧客に新たな価値を提供することです。例えばアップルのiPhoneが世界的なヒット商品になったのも、iPhoneだけが持つユニークな便利さや心地よい使用感などによって、携帯電話に新しい価値を吹き込んだからです。
当たり前ですが、それまでにはないアイデアというのはどのような教科書にも書かれていません。自分でアイデアを創り出す、その為には「創造力」を磨くことが重要になります。講義ではイノベーションと創造性に着目し、イノベーションそれ自体への理解とイノベーションを行うチカラとしての創造性を磨く理論と手法を学んでいきます。

アイデアの発想方法を身に付け駆使する

講義は、前半部分で考え方や理論・手法を学修し、後半部分でグループでのディスカッションを行います。
今回は「生活、仕事、学校、または社会で、健康を促進する」をテーマにディスカッションを進めました。学生同士、普段のライフサイクルを振り返りながらディスカッションをしていきますが、ただ単にディスカッションを進めていくわけではなりません。「問題をしっかり理解する」ことや「ユニークなアイデアを出すポイント」など、これまでの講義で学修したアイデアの発想方法を駆使してテーマについて考えていきます。これによりイノベーションといえる新たな価値を産み出すことが出来るのです。またグループでディスカッションを行う事により、自分が思いつかなかった新たな意見を修得する事が出来ます。このように学生自らが考え、主体的に発言することを通じて社会で通用する実践的思考力を学修していきます。