戦略的な意思決定をする

企業をとりまく環境が変化し続けるなか、経営戦略の理論的な枠組みを理解することは、戦略的な意思決定をする際に必要になります。
芳賀裕子先生の経営戦略論の講義では、実際に行われた企業の意思決定を通し、戦略的意思決定ができるようになることが目標とされています。
今回の講義では、学生たちが清涼飲料の製造会社の経営者になった設定で、工場から小売店までの製造コストを削減する方法を考えました。
ITや物流など、会社の領域が違っていても提携し協力することでコスト削減につながるということを学びました。また、VRIO分析（競争優位の源泉を企業独自の経営資源によるものとして捉え、その経営資源や組織能力を分析する際に用いるフレームワークのこと）を利用し自社の内部を分析し改善することで、市場における競合優位性を高めることができると学びました。
原因と結果の関係に気をつけながら、ロジカル（理論的）に考える力は、将来ビジネスの場に立った際に必要不可欠なスキルです。