Term２が始まりました

新しい生活にも慣れてきた６月、名古屋キャンパスの周辺には紫陽花がきれいに咲いています。都心型コースでは２学期４Term制を採用し、７週間ごとに１Termの講義が完結します。今回は、新たに始まったTerm２の実際の講義の様子をお伝えいたします。

本日は井坂智博先生による「デザインシンキング」の講義でした。デザインシンキングとは、近年企業でも取り入れられてきている新商品やサービス創造の手法で、「技術・市場目線」ではなく、「生活者目線」で生活者さえ気づいていないニーズをつかみ、解決策を考えていく手法です。学生たちはデザイン思考の基礎となる５つのステップを使ったグループワークと、インタビューを行いました。「絆創膏」を題材に問題提起し、ブレインストーミングしながら改善案を話し合いました。どのようにすれば絆創膏はより使いやすくなるのかを、実際に使用しながら自分たちの目線だけでなく、「例えば視覚障害者の目線から見たらどうか」という観点からも意見を出し合いました。Term1で培った積極性を発揮し、細かい部分まで視野に入れて観察した意見がどの学生からも多く出ました。次に「財布」の改善点は何かを、２人１組でインタビュー形式で行いました。インタビュアーが使用者に提案する手法をとると、使用者が気づいていないニーズを探るという新たな発見があったようです。アクティブラーニングでは講義を通じて、内容だけでなく多様性を取り入れて考察することができます。

都心型コースの説明会は6/11（土）に開催されます。「アクティブラーニングを体験してみたい」という方は、ぜひご参加ください。ご予約はこちら