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都心型コース講義レポート(2)

#アクティブラーニング #講義 #ケーススタディ

都心型コースの大橋諒です。今回の講義レポートは、Term2の井坂智博先生の「デザインシンキング」についてお伝えします。井坂先生は主にインクルーシブデザインという、高齢者や障がい者、外国人など、従来デザインプロセスから除外されてきた人々を、デザインの過程に巻き込む手法を教えてくださいました。 高齢社会の様々な施設やサービス、Web等をデザインするための有効な手法です。講義では、ケーススタディにおける課題について、デザインを行う過程で用いる認知的なデザイン思考をふまえた討議が行い、消費者の視点に立った物事の捉え方を学びました。


デザイン思考は、「共感・問題定義・創造・プロトタイプ・テスト」の5つのステップで考えられます。
ステップ1でユーザーの観察やインタビューを行い、顧客が何を望むのか、何を大切にしているかを知り共感します。そしてステップ2で集めた情報をもとに、問題は何かということを提起し、問いかけを繰り返します。ステップ3で革新的な解決策を創造し、ステップ4でアイデアをもとにした試作品(プロトタイプ)を作ります。最終段階のステップ5で、実際のユーザーに試しフィードバックを受け、改善のプロセスへと再び戻ります。
特にインクルーシブデザインの学びについては、健常者には気づかないような発見が日常の中にたくさんあることに気づかされました。この講義を通じ、今まで健常者の視点にしか立ったことのない私たちの視野が大きく広がり、とても勉強になりました。井坂先生の熱意ある指導のもと、この講義で学んだことを社会に出て活かしていきたいです。


経営学部経営学科の大橋諒さんはアクティブラーニング中心の「都心型コース」で学んでいます