経営管理課程講義レポート（３）

経営管理課程の経営学部経営学科に所属する江口陽太です。今回の講義レポートは、Term２の週末講義を執り行った小山龍介先生の「クリエイティブシンキング」についてお伝えします。この講義では、既成概念にとらわれずにアイデアを発想し、そのアイデアを実現可能なものへと落としこむプロセスを学びました。商品やサービスが多様化する中で、既成概念にとらわれていては、新しい価値を生み出すことはできません。経営管理課程ならではの、アクティブラーニングを通じた学びについて紹介します。

週末講義はターム毎に２週連続あり、４日間で講義（9:20〜16:40）が完結します。週末講義は日程が短い分予習量が多いため、初めは講義に貢献できるか不安でした。しかし、「クリエイティブシンキング」で扱ったケースは髙島屋などの百貨店や医薬品メーカーのエーザイといった身近な企業のケースが多く理解しやすい内容でした。講義内では学生同士で作業する場面が多かったのですが、その中でも印象に残っているのは、「yes,and」話法です。これは人の意見に対し、否定せず自分の意見を加えるという話法です。「そうですね、でも・・」ではなく「そうですね、それに加えて・・」というように、相手の意見を尊重した上で話を進めると、スムーズに会話ができ新たな発想が生まれやすくなります。「yes,and」話法を用いて会話をすることにより、最初に出た意見からたくさんの発想や発見があり、創造的な思考で物事を考えることができます。この講義を通じて従来の考え方が一新され、視野が広がり、自身の成長につながったと実感しました。

江口陽太さんはアクティブラーニング中心の「経営管理課程」で学んでいます