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タイで海外インターンを体験した丸岡さんのレポート

#名古屋キャンパス #都心型コース #CAPI #海外インターンシップ

経営学部経営学科
2年 丸岡さん


名古屋商科大学では国際的な視野をもったグローバル人材を育成するために、夏期休暇中と春期休暇中の年2回海外インターンシップ(通称CAPI)を実施しています。これまでに通算471名の学生(2012年度-2017年度夏)がインド・インドネシア・タイなどASEAN諸国の日系企業で海外インターンシップを体験し、名古屋キャンパスの学生ものべ20名(2016年度-2017年度)が参加しています。


今回は春期休暇中にCAPIに挑戦した、名古屋キャンパス2年生の丸岡さんの体験をご紹介いたします。
CAPI参加前のインタビューはこちら 海外インターンシップに挑戦 丸岡さん

派遣先企業/派遣国/派遣期間

Wako Sangyo (Thailand) Co.,Ltd./タイ/3週間

派遣先ではどのような経験ができましたか?


私が行った企業は、車やOA機器のプラスチック部品を製造・組み立てる企業でした。初めの2週間で営業、品質チェック、部品の金型を設計するプログラミングやエンジニアリングなど一通りの業務に携わらせていただき、最後の1週間は自分がもっとやってみたいと感じた品質チェックとエンジニアリングの部署での仕事に従事しました。

私は昨年もCAPIに参加していたのですが、今回は「ビジネス」を意識するよう心がけました。前回のインターンでは「おもてなしすること」を最重要視していましたが、2年生になり、専門分野の講義を受講するにつれて「利益を生み出すこと」を意識する必要性を強く感じました。そこで今回は製造業という仕事の中で「どうしたら作業効率が上がるのか」ということを考え、品質チェックがしやすい作業環境にするための提案をさせていただきました。
実際に採用されたものでは、これまで黒いプラスチック製品を緑色の作業台の上で品質チェックをしていたのですが、白い紙を置くことでチェックがしやすいようになりました。
前回のCAPIでは指示された仕事をこなすだけで精一杯でしたが、今回は「プラスで自分ができることを探して実行する」ことができたのではないかと思います。


今回の経験で何が得られましたか?


参加前は営業職に一番関心があり、デスクワークや黙々と同じ作業をする仕事は自分には向いてないだろうと思っていたのですが、実際に様々な仕事を体験させていただき、興味のある職種が増えました。インターンシップに参加していなかったら気がつけなかったことだと思います。就職活動を始める前に適性を知れたり、自分の可能性を広げることに繋がったので参加してよかったと改めて感じました。

また、タイの日系企業の代表の方々が集まる懇親会に参加させて頂く機会があり、多くの方と名刺交換をさせていただきました。私の名刺には「学生運営委員会代表」と書いてあるのですが、そこで「どんなリーダーシップを発揮しているの?」と問われることが多くありました。私は今まで、なんでもできること=リーダーの資質だと思っていました。しかし多くの方から教えていただいたことは、他者に任せることも必要だということです。例えば学生団体でイベントを企画する際も、「私がやるよ」と多くの仕事を引き受けていました。「みんなに成長する機会を与えることもリーダーにとって必要だ」と教えていただき、現在行っている新入生歓迎会の準備では、他のメンバーにも役割を任せるようにしています。


名古屋キャンパスで培った力を発揮できた場面はありましたか?


今回作業台の色について提案したことも、企業の方から改善点を見つけて提案してほしいと言われたから提案したのではなく、常に何に対しても自分の意見を持つようにしていたからできたと思います。アクティブラーニングの講義では、毎回自分の意見を持って講義に参加します。2年間毎日のように様々な物事について考えていたから、実際の働く現場でも活かせたと感じました。
また、フィールドワークで不便を発見することを多く経験していたことも培った力が発揮できたと思います。自分で解決策が見出せなかったときは、社長や他の社員の方にもアイディアを伺いました。
これからも名古屋キャンパスで、社会に出た際に即戦力として活躍できる力を磨いていきたいです。