2009年の怪力のギネス記録を持つジョン・プリティキンの講演会が、6月13日、本学7号館にて開催されました。階段教室の7102教室は満員、後ろの方には立ち見で参加する学生もいます。プリティキンさんは大きな拍手の中登場しました。

今回のプリティキンさんの講演は、名商大のピアサポーターの主催によって実現しました。プリティキンさんはフライパンを紙のように丸めるなど、あっと目を見張るような「怪力の離れ業」を披露し続けながら、自分の幼少からの人生を語り始めます。

「Never Give Up （あきらめないで）」
プリティキンさんは、学習障がいのため読み書きが上手にできず、自身が小学校の頃から受け続けた忘れることのできない過酷ないじめ、先生からも「何もできない生徒」と見放され、心がズタズタになった時の心情をお話ししました。誰も助けてくれない状況が続く中、負けずに諦めずに、そしてついに大学へ進学し、何とトップクラスで卒業できたのは、高校で出会ったエドワース先生のおかげだと話しました。

「絶対にウソを信じないで！あなたは特別じゃない、なんてウソを！」
プリティキンさんは大人になってから、自分の講演会でエドワース先生に再会することができ、「君を誇りに思う」と父親にも言われたことがない言葉をかけてもらったと続けました。
プリティキンさんにとってかけがいのない存在であったエドワース先生、そんなエドワース先生のように、プリティキンさんは現在世界中の若者たちに、文字通り「力強い」メッセージを送り続けています。

講演の間持っていたバットを最後に怪力で叩き割り、学生たちからの拍手喝采の中、講演は終了しました。