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コンビニの未来像は?ビジネス行動観察

#アクティブラーニング #講義 #行動観察 #フィールドワーク

今年の4月より始動した名古屋キャンパスの都心型コース。都心型コースの学生は、4年間ケーススタディに特化したアクティブラーニングでビジネスを体系的に学修します。ケーススタディとは、本学のビジネススクールでの教育手法であり、企業の現場における経営課題を自らの視点で考え、解決する能力を養う実例型の体験学修です。今回は、納村信之先生による「ビジネス行動観察」のアクティブラーニング講義の様子をご紹介します。「行動観察」とは、人間の無意識の行動を観察し、商品やサービスの向上や改善に活用する研究手法です。


アクティブラーニング

消費者がいつ、どのような商品を、どのように等といった購買行動を観察して、その結果を分析していきます。講義では、映像やフィールドワークで行動観察をし、新たなマーケティングの可能性を実践を通じて探っていきます。学生は第1週に比べて、ケーススタディによるアクティブラーニングにも慣れてきた様子で、先生が投げかけた質問に対して多くの学生が手を挙げ、積極的に意見を述べていました。都心型コースの評価方法は、講義への貢献度で決定されます。予習レポートや講義中の挙手、発言によって相対評価を行います。
 
私たちの生活で身近な存在である「セブンイレブン」のケースを読み解き、いかにしてコンビニが発展してきたのか、これからの新しいコンビニ像のあり方について議論をしました。「未来のコンビニは、コンビニの強みを生かしてどのような事業を展開できるか」という議題に対しては、先生も思わず「面白い!」と唸るような意見も飛び出し、終始活気に満ち溢れていました。また、グループワークでは名古屋駅の待ち合わせの定番スポットである「金時計」周辺にいる人の行動を映像で観察し、季節や曜日等についてホワイトボードに書き込みながらディスカッションしていきました。
アクティブラーニング講義では、学生の様々な着眼点からの意見が述べられます。そのため一人では思いつかなかった意見や考え方を知ることができ、視野が広がります。また、ケースについてのディスカッションを通じて、課題の発見・解決に向けた主体的かつ協働的な学修をすることで、講義で学んだ内容をより深く理解することができます。