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BBA × しまむら《管理会計》

#BBA #ケースメソッド

日本のアパレル業界の売上高において、第1位と第2位に君臨するUNIQLO、GUを有する「ファーストリテイリング」と「しまむら」。どちらも私たちにとって大変身近な企業でありますが、その経営戦略は大きく異なっています。

有名アパレル企業の経営戦略を学ぶ

野坂和夫先生の「管理会計」第3回目の授業では、「しまむら」のケースを題材に、「ファーストリテイリング」と比較して「しまむら」の経営戦略について考察を行います。
しまむらは、低価格な日用衣料品の専門小売として、郊外住宅地への多店舗出店により成長を続けてきました。
ファーストリテイリングが自社で商品を製造し販売する「SPA」というビジネスモデルを採用しているのに対し、しまむらは商品を自社で生産せず小売を専業としています。そして、チェーン店の標準化・システム化により、圧倒的なローコストオペレーションを確立しました。
しかし、商品単価の低下や客数減少などにより、新たな業態や海外進出などの新機軸の開発が求められる中、現行のままでしまむらは高収益・高成長を続けられるのでしょうか。

管理会計の視点から経営者の意思決定手法を身につける


「利益を生み出す」という企業活動の最大の目的を達成するためには、適切な予算編成を行い、それを実行するために従業員を指揮命令・管理していく必要があります。この「戦略的管理会計」の視点から、しまむらの原価戦略/管理を紐解き、今後の予算編成をどのようにすべきかディスカッションを通して考えていきました。
学生たちは、売り上げと利益に結びつけるために、経営者としてどのように意思決定をすべきか1回1回の授業を経るごとに理解を深めています。