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《オンライン授業》アクティブラーニング で学ぶロジカルシンキング

伊藤武彦先生のロジカルシンキングの授業では、アクティブラーニングで必須の「ロジカルに考え、表現する(発言する)こと」を学習します。この授業で学生たちが身につける能力は、学ぶ力・考える力・行動する力・つながる力の4つで、以降の全ての授業の発言にも繋がっていく重要な能力です。


今回のケースは


今回の授業では「アワード:Nカンパニーのコンテストでの評価2015」というケースを使ってディスカッションを行いました。このケースの中に登場する会社について、先生は学生に「この会社で働きたいか?それとも働きたくないか?」と質問をします。それに対して学生からは「チャンスがたくさんあり、がんばりが評価されるから働きたい」という意見や「上司の意見に振り回されたり、自分の部門のことしか考えていない部門長が頼りにならないから働きたくない」などの意見が出されていました。自分の感じたこと・考えたことを発表するディスカッションの場で、多くの学生が挙手・発言をしていました。

わかりやすく伝える訓練

今回の授業は1年生が対象ということもあり、一部発言慣れしていない学生もいました。要点がまとまらず長く話しすぎてしまう学生に対して、伊藤先生は「一言でまとめると何ですか?」と問いかけ、学生から端的な答えを引き出します。このようなやりとりを通じて、学生たちは自分の意見が相手に伝わっているか確認します。加えて、どうしたら相手にわかりやすく伝わるのかということを考えていきます。自分の意見を論理的に話す練習の場でもあるロジカルシンキングの授業を通じて、学生たちがより活発に議論を交わしてくれることを期待しています。