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《オンライン授業》社会で最適解を導く力を身につける

#アクティブラーニング #アクティブラーニング事例紹介

伊藤武彦先生のロジカルシンキングでは、アクティブラーニングで必須のロジカルに考え、表現する(発言する)事について学修します。ロジカルシンキングとは、「整理して考え、導き出した結論を相手にわかりやすく伝える」思考法です。この授業を通じて身につける能力は、今後全ての授業での発言にも繋がります。そのため1年生のTerm1でロジカルに考え、発言する能力を高めていきます。

転職をテーマにディスカッションを行う


今回の授業では「キャリア」について参加者全員でディスカッションを行いました。本来キャリアとは、「就職・出世・現在の仕事等の点や結果」を指す言葉ではなく、「働くことに関わる継続的なプロセス(過程)」と、「働くことにまつわる生き方」そのものを指している言葉です。授業の中で「最近は転職する人が珍しくないが、転職はやる気と持続性がないからだと思うか?」と伊藤先生が質問したところ、学生から「持続性がないとは思わないし、そもそも身体を壊したら意味がない」「目標意識がないのにだらだら会社を続ける方がダメだと思う」といった意見が出ました。他にも「女性が出産や結婚などで転職する人が多いのでは?」といった別の視点の意見も出ることで、活発な議論が行われていました。このようにアクティブラーニングの授業では、授業内でのディスカッションを通して他の学生や先生とのコミュニケーションをすることで、物事を多面的に捉える力を養います。それにより、物事を深く理解できることができます。


アクティブラーニングを通じて身につく力


社会には正解がない問題が数多くあります。そのなかで最適解を導くためには多様な視点で物事を捉えられることが必要です。アクティブラーニングの授業を通して、学生たちはそれらの能力を身につけていきます。また、授業内で行われるディスカッションを通して、自分の意見を相手に伝える力や相手の意見に耳を傾ける力を養っていきます。加えて、今回の授業はキャリアについて考える授業であったため、これから社会に出る学生達にとっては将来を考えるきっかけとなる授業だったのではないでしょうか。