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《オンライン授業》活発な意見交換から、多様な見方を学ぶ

#アクティブラーニング #オンライン授業 #名古屋商科大学 #ディスカッション

伊藤博先生の国際ボランティア論は教養科目に該当し、本学の国際ボランティア制度を含め、海外で活動を行う際に参考となる知識の習得およびその応用を通じたグローバル人材の育成を目指しています。また、様々な国際問題を扱い、多様な視点を培うことを目的としています。

コロナウイルスの影響を踏まえたスポーツ界の動向について議論する


2020年に入って新型コロナウイルスが世界的に流行し、終息にはまだ時間が必要な状況です。日本でも3月以降、外出自粛要請や緊急事態宣言、3密の回避や新しい生活様式の推奨など、日常生活も大きく変化しつつあります。そのような変化はスポーツ界にも大きく影響しています。今日の授業の前半は「無観客試合・試合中止のどちらに賛成か」というテーマに沿ってディスカッションしていきました。
まず、試合を中止するべきという立場を取っている学生からは「選手やその関係者がウィルスに感染してしまう可能性がある」「ここ最近のコロナウィルスに関する世間の考え方が変化しているので、試合は中止した方が良い」「私たちが得られるメリットに対してデメリットが大き過ぎる」などの意見が上がりました。次に、無観客試合に賛成という立場の学生からは「今は自粛中の人が多いから、せめてテレビを通じて観ている人の心を明るくした方が良いと思う」「中止にしたら今までの努力とお金が無駄になる」などの様々な意見が出ていました。参加者全員にとって身近なテーマでの議論だったため、先生が当てきれないほど挙手をしている姿が見られ、授業は盛り上がりました。

Term1の授業を通して成長した学生の姿

国際ボランティア論は1年生を対象としている授業で、今回の授業がTerm1の最後の授業でした。最初の頃はオンラインでの授業に加え、アクティブラーニングというこれまで体験したことがない授業スタイルに戸惑っている学生もいたようです。しかし、Term1の最後の授業となる今回の授業では多くの学生が積極的に挙手をし、授業に参加している様子が伺えました。これからどんどん授業内容が専門的になっていきますが、ますます主体的に授業に参加する学生の様子が見られることを願っています。