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魅惑の大国インドで働くということ《21期海外インターンシップ現地レポート》

第21回海外インターンシップがスタートして2週間が経とうとしています。各国の学生たちも現地の生活に慣れ、お世話になっている職場での役割や業務も明確になり日本では決してできない挑戦に日々奮闘している最中です。前回は海外渡航のススメをご紹介しましたが、今回は経済成長著しいインドでの海外インターンシップの様子をお届けします。(前回記事はこちらもぜひご参照ください)


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インド(派遣企業;3社、渡航学生:4名)

ヒンドゥー教の伝統祭『Holi』で異文化交流 〜国際学部 青木さん〜


現地のスタッフや学生たちと時を共有するのもCAPIの醍醐味

現地のスタッフや学生たちと時を共有するのもCAPIの醍醐味

私が勤務する現地の生徒向けの日本語学校での業務内容としては、インドの生徒たち向けに、漢字のフラッシュカード作成や宿題・テストの採点業務、テスト答案の作成等様々なことに携わることができます。また、もうすぐカルチャープログラムのイベントを開催するのでそのイベントの打ち合わせや企画の準備などにも参加しています。宿題等の添削をしている中で印象的だったのはみんな漢字を書くのがとても上手だと言うことです。見本の漢字を元に『トメ・ハネ・ハライ』がしっかり意識して書かれていて、正直日本人よりうまく書けているのではないかなと思うほどでした。そのため私もフラッシュカードの制作時には曖昧な漢字にならないように意識して取り組みました。一方で学生にとっては「さしすせそ」の発音が苦手なようで「しゃししゅしぇしょ」になり、「すし」が「しゅし」に聞こえてしまうなど、日本人の先生は教えることに苦戦していました。日本語学校ならではの苦労を発見することができてよかったです。休憩時間では、自ら積極的に現地のスタッフの方に英語で話しかけ、お話の中でインドのおすすめの料理や、伝統衣装のサリーについて、様々なことを教えてもらうことができました。また、滞在中に開催されるヒンドゥー教の神聖なホーリーというお祭りに参加し、家族や友人、地域住民や社員間で色の付いた水や粉を掛け合いお祝いをする伝統行事を経験することができました。

ツアーコンダクターに挑戦 〜経営管理課程 大久保さん〜


団体客向けのツアーガイド資料を作成中

団体客向けのツアーガイド資料を作成中

現在私はデリーにある現地法人の旅行代理店で勤務しています。この企業は日系企業の滞在者向けの観光ツアーや日本からのビジネス滞在における各種手配が主たる業務となっていますが、私はここでインドのトレンド情報の精査や各種店舗の現地取材・記事の作成のほか、ツアーコンダクターとして現地ガイドの仕事にも挑戦します。直近では、デリーにある世界遺産「クトゥブ・ミナール」の案内役を任されましたので、先日の休日を利用して同じCAPIの仲間たちとクトゥブ・ミナールまで散策に出かけました。こちらの建造物は13世紀ごろに当時の王朝が建造したインド最古のミナレット(イスラム教の宗教施設に付随する塔)であり、地上からの高さが72.5メートルあります。インドでは日本人が珍しいようで多くの方から一緒に写真を撮りたいと声をかけられ不思議な感覚でしたが、歴史的な建造物を前にして、本番でのアナウンス内容を明確にイメージすることができました。本番までの時間で練習を重ね、自分の伝えたいポイントを明確にできるように頑張りたいです。

その出会いをかけがえのない経験に


海外インターンシップ中では、海外の企業で働くという大前提の中で、様々な出会いや非日常体験が味わえます。日本から遠く離れた異国の地において、時には業務の中で他大学の学生と交流を持ったり、業務でお会いする取引先の方や現地社員の方から思いもよらぬ厚遇を受けたり、もてなされることもあります。この経験は日本では得られるものでは決してありません。日本とは違う文化や人々の考え方、経済状況、住環境など、学生たちはそれらの刺激を受けながら人々との「一期一会」を大切にし、インターンシッププログラムを通じて自身の成長に繋げることができるのです。