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海外で働くことで見えてくるもの《21期海外インターンシップ現地レポート》

第21回海外インターンシップもいよいよ終盤。約1ヶ月という長期間にわたって海外の日系企業や現地法人で日本人社員の方々や現地のスタッフに囲まれながら、慣れない中で日々試行錯誤を繰り返しながら、彼ら彼女らは少しずつ成長していきます。このプログラムに参加する学生たちの動機は様々ですが、海外で働く中で見えてくる視点や日本にいたときには考えなかった思いも芽生えてくるようです。


indonesia

インドネシア(派遣企業:3社、渡航学生:4名)

日本の基幹産業である自動車部品メーカーで働く 〜経済学部 久野さん〜


1200度に達した鉄製品を加工する作業の様子

1200度に達した鉄製品を加工する作業の様子

私はジャカルタから東の郊外へ位置するブカシ地域の工業団地にあるP.T. ASAHI FORGE INDONESIA様において、自動車部品などに使用する鍛造製品を製造する業務に挑戦しています。こちらの写真は、トリミングと呼ばれる作業のワンシーンですが、約1200℃まで熱した鉄を機械で叩き金型で成形し、製品の品質が一定水準以上か検査をしてベルトコンベアに移すという一連の作業を担当させていただきました。まだ3月とは言え赤道に近いインドネシアにおいて日中の気温は30度超、加えて機械熱や加熱した材料から放出される熱の影響で、体力や集中力は容赦なく奪われます。全工程の中でも初期段階なのでミスなく丁寧にやる必要があり責任もありますが、あらゆることに意識を高めて取り組むことができました。渡航前にはわからなかった製造メーカーの世界ですが、スタッフ同士が逐一コミュニケーションを取りながら、高水準な技術を製品に注ぎ込み、5Sや品質管理、在庫管理が工場内の隅々まで徹底して導入されている様子を学ぶことで、「ものづくり大国」としての日本の叡智が世界中に展開され、人々の暮らしにある商品・製品の根幹を支えているものを日々生産している現場という世界を身をもって体感することができました。

大都市ジャカルタでプロのサービス技術を学ぶ 〜国際学部 山本さん〜


人を喜ばせる技術を身につけたいという強い思いで参加した山本さん

人を喜ばせる技術を身につけたいという強い思いで参加した山本さん

私はインドネシアの首都ジャカルタで、日本でもホテルを多く展開しているBBHグループの一つであるVERANDA HOTEL様と、近郊にある日本語学校のKOBA MIRAI JAPAN様で勤務をしています。このプログラムに参加したきっかけとして、初めはディズニーキャストのような夢を人々に提供する仕事に将来就きたいと考えていましたが、プログラムの準備が進むにつれて自分の夢の可能性を広げたいという思いから、海外でのホテル業務や教育事業にチャレンジしています。日本語学校では将来の日本への就業での渡航を見据えた生徒の方々への面接官を担当したり、英語を交えながらホテルでのドアマンやフロント業務、自ら立候補したハウスキーピング業務など、どれも日本で生活していた頃には経験できない刺激的な日々を過ごすことができてとても充実した時間となりました。帰国の日が近づいてきていますが、現地のスタッフや受け入れてくれた企業様への敬意を忘れずに、日々過ごしたいと思います。