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強みを生かし第一志望就職先へ

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山川さん(経営学部経営学科)

就職活動では周囲より出遅れてしまったと話す山川さん(経営学部経営学科)。それにも関わらず、富士精工株式会社に内定をいただけたことは幸運な出来事でした。富士精工を知ったきっかけは本学の学内合同企業説明会でのことでした。工業高校出身であることと、住んでいる地域の土地柄、自動車の製造業を身近に感じていることから、自然と富士精工を第一志望として目指していたそうです。遅れてスタートした就活でしたが、自身の強みを活かして見事第一志望の内定を勝ち取った山川さん。山川さんのお話を聞くと、現在絶賛就活中の4年生も前向きになれるかもしれません。

4年生になる直前まで何もしていなかった就活準備

納得内定した人の多くは3年生の夏休みや冬休みにインターンシップをして志望する企業をある程度絞ったり、業界研究に利用したりと精力的に活動していたと思いますが、私の場合はそうではありませんでした。サッカー部に所属し、長期休み中はそちらに専念していたことが主な理由です。自分でも「早くやった方がいいのかな?」と気にはなっていましたが、具体的に動くことはありませんでした。それでも、大学のキャリアサポートセンターが準備してくれているガイダンスには真面目に参加していました。それが今回の納得内定に繋がる唯一の道だったように思います。

今年の3月初旬に学内にて合同企業説明会が開かれ、そちらに参加しました。その際に話を聞かせていただいた企業に富士精工がありました。後ほど、大手の求人媒体には掲載せずに新卒の採用活動をしていることがわかりました。このような機会でもなければご縁がなかったかもしれません。この時点ではまだ業界を絞れていませんでしたが、この合同企業説明会を機に自分が何に興味があるのかを改めて考えるようになりました。例えばB to C(Business to Customer 対一般顧客向けサービス)や飛び込み営業は自分の気質上向いていないと感じて検討リストから外しました。最初に業界を絞ったのは消去法でしたが、工業高校出身であること、地元が車の製造業として栄えている地域であることからやはり自動車業界の、特に製造をしている企業に絞って就職活動をすることに決めました。


常に緊張感を強いられる就活が辛かった


就活を振り返ると総じて辛かったという印象です。一定期間常に一つのことに日常生活のほぼ全てを捧げて動くという経験は初めてでした。思えば大学受験もクラブ推薦で入ったので、長いこと日常生活を勉強に捧げたという経験もありません。一つの目標に向かって他を我慢するというのはこれほどまでに大変なのかと思いました。まず、大変だったのがエントリーシート、履歴書の作成です。当たり前のことですが締め切りがありますので、それとの戦いという意味で精神的に疲れてしまいました。説明会や面接が入ればそちらが最優先になります。それは大好きなサッカーよりも時間を割いて優先すべき事項ということです。しかし、同じサッカー部のメンバーが就活仲間だったのでお互いに状況を報告し合い、切磋琢磨できました。私の場合、選考結果が振るわなくても「ダメだったんだよね」と明るく報告することで、仲間に笑い飛ばしてほしいという気持ちもありました。それぞれに就活で大変な思いをしていたとは思いますが、明るい仲間に励まされて得られた内定だと思います。

面接では自慢の笑顔を駆使

筆記試験や履歴書、エントリーシートは一生懸命取り組んでも残念ながら通らないということはありましたが、面接になってしまえば、うまくやれる自信がありました。書類で不合格になると「会ってもらえれば自分の良さがわかるのに!」と思うほどでした。もちろん全ての企業の面接に合格したわけではありませんが、話していてスムーズに進んだなと思える企業は次回の選考に呼んでいただけることが多かったです。富士精工の面接は役員の方も和やかな雰囲気で迎えてくださりとても話しやすかったのを覚えています。それもあり、こちらの企業でお世話になりたいという気持ちが強くなりました。私は学生時代に目立った功績を納めたわけでも、大学の成績が飛び抜けて優秀だというわけでもありません。だからこそ、人柄に興味を持ってもらえるように笑顔を意識しました。些細なことかもしれませんが、この唯一の武器と言っても良い笑顔を絶やさなかったのが就活が成功したポイントだと思います。

これからは社会人として家族や周囲に恩返しをしていきたい

今回の内定について、家族も喜んでいました。何より私のやりたいことを常に応援してくれるため、私が選んだ就職先であれば喜んで送り出すという考え方です。工業高校にいた時は同級生の多くが就職していく中、より有利になる就職がしたいと考え、名商大への進学を決めました。その判断を後押ししてくれたことについても家族に感謝しています。これから社会人として家族や周囲に恩返しして行く番です。最初はできることが少ないかもしれませんが、マナーや礼儀など人として当たり前のことを守り、愚直に取り組んで行きたいと思います。

併せて「就職に強い大学、名古屋商科大学」もご覧ください。