遠隔授業には大きく2種類の授業が存在し、それは非同期型(閲覧型)と同期型(参加型)です。Zoomに代表されるオンライン会議システムの登場前は、予め講師の解説風景を撮影した動画授業を参加者が好きな時間に視聴するオンデマンドの「閲覧型」として存在していました。対話が不足しがちなので講師と参加者との質疑応答を実現する工夫や、動画視聴を確認するための質問(要クリック)が組み込まれていたりしました。
他方、Zoom等の最新のWebシステムを駆使したライブによる「参加型」の遠隔授業は、教室授業と同様に参加者との討論や板書も同時双方向。一方通行の座学ではなく参加者の発言をもとに授業が進行するので、思わず時間を忘れてしまいます。しかも居住地に関わらず移動時間が不要で参加できるのが最大のメリットとなります。