大学で学ぶことの価値を全て金銭的なもので比較すべきではないですが、卒業区分別の年収比較によると、高卒、大卒、院卒で有意な差が確認できます。特に年齢が高まるについれてその差が広がる傾向にあり、高等教育の価値は社会的に一定の評価を受けていることを示しています。
区分別平均年収
- 高卒:426万
- 大卒:586万
- 院卒:766万円
まず、高卒から大卒になると年収は40%(160万円)ほと上昇し、大卒から院卒になると更に30%(180万円)ほど上昇します。次に年収がピークを迎える時期とその金額は、大卒と高卒の比較では1.7倍とかなり大きくなる傾向にあるようです。社会人の学び直しの費用対効果(ROI)は大きいといえるでしょう。
区分別ピーク年収(年齢)
- 高卒:494万円(55~59歳)
- 大卒:824万円(50~54歳)
- 院卒:1135万円(55~59歳)