学部学科

Academic Programs

経営学部 経営情報学科

BSc in Management

  1. TOP
  2. 学部学科
  3. 経営学部
  4. 経営情報学科
  5. カリキュラム
  6. ITサービスマネジメント(2)

ITサービスマネジメント(2)

講義概要

1.本学のMission Statementとの関わり

「フロンティア・スピリット」の精神で、新しいITサービスをデザインするための基礎的な知識を学びます。顧客価値を提供するサービス、ITの知識を融合した視点で新サービスの事例を学習します。また「世界的な視野」に基づいたケースを利用し、ITサービスマネジメントの世界的なフレームワークを学習します。

2.講義の意義、背景、内容、重要性
ITサービスマネジメントとは、: ITサービス(ITを利用して顧客に付加価値を提供するサービス)のマネジメント(管理・運営の手法)です。ITサービスはビジネス活動やみなさんの生活に深くかかわっています。この講義では、それをマネジメントするための、知識や考え方を習得し、現実の事例に対して応用する実践力を養うことを目標とします。

講義では、まずITサービスマネジメントの基礎的な知識を学習します。具体的には、顧客ニーズを踏まえたサービスの検討や企画、サービス品質維持や障害の防止などについて、計画や管理手法を学習します。次に、現実の事例についてディスカッションをします。

ディスカッションは、"ほぼ毎回の講義で実施しますので、予習と積極的な参加(クラス貢献)が必要になります。ケースの情報に基づき状況分析する、そして対策を検討する、ディスカッションによってそれを再度検討し、よりよい結論を導くという、マネジメントの模擬体験になります。これによって、知識だけでなく実践する力を身に着けることを目指します。

★この講義はディスカッションルームを使った参加型の授業であり、事前に配布する企業ケースの予習およびディスカッションへの貢献や発表が必須となります。進め方については第1回目の講義で説明し資料を配布します。

★講義ではグループ討議と全体討議を実施します。まず、自分がケースの状況をどのように把握して分析したか、どんな示唆が得られたのかを披露します。討議では、さらに考察を深めて新しい知恵を生みだす、意思決定をする練習をします。この一連の学習体験が重要であり、クラスで互いに学びあうために、ケースの予習は必須となります。

★学習するケース(予定)
アップルコンピューター、米国最大のネットビデオレンタルビジネス「ネットフリックス」、日本の金融機関のサービス、ITヘルプデスクサービス、障害管理対応プロセス、企業システム導入の課題など
(ケースは変更になる場合もあります)

3.カリキュラム体系での位置付け

本講義は、特色専門科目「情報マネジメント」領域に位置付けられ、IT技術の知識の拡張と、サービスの方針・設計・運営のために重要な視点を学習します。

4.育成するNUCBフロンティア力

本講義では、特にITサービスマネジメントの知識を学習する「基盤力(学ぶ力)」、実際の事例によって問題の解決やその成功・失敗要因を分析し解決方策を検討する「実践的思考力(考える力)」の育成を念頭においています。

5.対応する学修目標

本講義は、2 特色専門科目「情報マネジメント」領域に位置付けられ、ITサービスのマネジメントにかかわる体系的な知識を習得することができます。対応する学修目標は以下の通りです。
LG1 :クリティカル思考、LG2 :多様性の意識、 LG3 :企業倫理と持続可能性、 LG4 :分析的意思決定、 LG5 :効果的なコミュニケーション

学修目標の分類

  • LG-1 Critical thinking for frontier spirit(批判的思考)
  • LG-2 Diversity awareness(多様性の意識)
  • LG-3 Business ethics and sustainability(企業倫理と持続可能性)
  • LG-4 Analytical decision making skills(分析的意思決定)
  • LG-5 Effective communication skills(効果的なコミュニケーション)
  • LG-6 New-asian business perspective(ニューアジアでのビジネス展開力)