著作権法
講義概要
1)本学の Mission Statementとのかかわり
Mission Statementでは、真のリーダ-に必要な資質として、高い倫理観が挙げられている。知的財産の創作者あるいは利用者の観点からの倫理観を養うためにも、その基礎となる知的財産法の知識は重要である。
2)講義の意義、背景、内容、重要性
知的財産法を学ぶことは、創作活動においても、他者の創作した知的財産を使用する場面においても非常に重要であり、知財活用についても注目が集まっている。この授業では、知的財産法とは何かを総合的に理解することを目的とする。具体的には:
- 最近起こった著作権侵害事件を題材に、侵害行為について明確に把握できるようにする。
- また、書籍、音楽、ネット等、学生自身が日々接する対象について、著作権法の保護あるいは自由利用の境界について検討する。
- パブリシティの権利とはなにか、実演家の権利とは何かを理解する。
- 海外ではどのような形で日本の著作者に、また、日本ではどのような形で海外の著作者を保護しているかについて考える。
3)育成するNUCBフロンティア力
本講義はNUCBフロンティア力の中でもとりわけ、「基礎力」、「実践的思考力」の育成を念頭に進められる。
4)対応する学修目標
本講義の学修目標は、LG-I(論理的思考力)、LG-IV(グローバル視点)である。
学修目標の分類
- LG-1 Critical thinking for frontier spirit(批判的思考)
- LG-2 Diversity awareness(多様性の意識)
- LG-3 Business ethics and sustainability(企業倫理と持続可能性)
- LG-4 Analytical decision making skills(分析的意思決定)
- LG-5 Effective communication skills(効果的なコミュニケーション)
- LG-6 New-asian business perspective(ニューアジアでのビジネス展開力)