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Case Method

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「疑問」を持つことから始まる

「雲はどこから来るの?」
「どうして、星はピカピカ光ってるの?」
「紙はどうやって出来ているの?」

子どもは、ある時期になると「なぜ?」「どうして?」を連発するようになります。大人にとって当たり前のことを、子どもはとても不思議に思います。しかし、このような些細な疑問をもつことは大人でもありますよね。学修する時、初めに興味や疑問を持つことは重要です。何かを学ぶ時に「変だな」「不思議だな」「どうしてそうなるのかな」と思うことが学修の定着につながります。好きなブランドや好きなスポーツ、好きな歌など、興味を持ったことや疑問に思ったことは、覚えようとしなくても自然と身につくものです。このように自ら疑問を持ち、調べ、質問することで解決したことはすぐに身につきます。また、自らが試行錯誤して解決したことは、誰かについ話したくなります。そして自分の言葉で他者に説明すると、知識が定着し忘れることはありません。「テストがあるから」「言われたから」ではなく、さまざまな疑問を見つけて解決することが学修を進める上では不可欠です。知識は無理して覚えるだけでは定着しません。興味を持ち、その知識をどれだけ使いこなすことができるかが重要です。そして知識を使いこなせる人材を育成する手法として、「自ら課題を見つけて解決する能動的な学び」「正解がないもしくは複数ある課題に取り組む学修」、つまりアクティブラーニングが不可欠なのです。