国際ボランティア事前研修「留学生と巻き寿司づくり」

2024年度春期国際ボランティアの研修の一環として、留学生と一緒に巻き寿司と手毬ずしをつくるワークショップを行いました。国際ボランティアに参加する学生は、海外へ初めて行く学生や、英語力に自信がないという学生がたくさんいます。そうした学生たちの不安や心配を少しでも減らすべく、またより実りのあるボランティア活動ができるよう、名古屋商科大学では複数回にわたる事前研修を実施しています。今回の研修ではボランティアで求められる主体性やコミュニケーション力といった実践的な力を身につけるため、留学生とのワークショップを行いました。
前回の事前研修の際に、学生たちでご飯を炊く係、卵焼き係、具材を切る係、巻き寿司について説明する係など、巻き寿司や手毬ずしをつくる過程で必要な役割を各自で考えて決め、当日までに必要な準備をして臨みました。ワークショップには国際寮に住む10名以上の留学生が参加してくれ、日本人学生の説明を聞きながら、一緒にご飯を炊いたり、卵焼きをつくったり、具材を切ったりしました。英語で説明をしながら手を進めていくのに苦労していた様子でしたが、みんなで協力して全ての工程を終えることができました。
巻き寿司や手毬ずしのつくり方もプレゼン形式で学生たちに発表してもらい、いざ、巻き簀を使って巻き寿司をつくります。海苔の上にご飯を薄く敷き、好きな具材を並べて巻いていく。留学生たちも見よう見まねで挑戦し、サポートを受けながら綺麗に巻くことができていました。自分で巻いた巻き寿司は一本を一人で食べてしまうほど気に入ったようで、学生たちも言葉の壁はありながらも、身振り手振りを使ったり、どうにかして伝えようとすれば伝わるということを学ぶことができた研修となりました。


名古屋商科大学の国際ボランティア
海外の若者とのボランティア活動を通して、異文化交流と地域貢献を実現するプログラム。プロジェクト毎に10〜20名の多国籍なメンバーが集められ、民族や言葉の壁を越えて恊働します。世界35ヵ国800プロジェクトの中から、自分の興味や目的に合わせたプロジェクトの選択が可能です。