メジャー制の特徴
Major System
名商大には、入学後に「興味」を追求する環境が整っています。文理の枠に縛られず、学生一人ひとりが自分らしい学びを選択できる ―― それが名商大流の教育です。
自由と探究が交差する文理融合カリキュラム

名商大のカリキュラムは、入学時に専門を決めるのではなく、1・2年次に多彩な分野の科目を通して学問の基礎力を養いながら、本当に興味を持った分野を見極めるプロセスを重視しています。そして、2年次後半に、自身のメジャーを決定。3年次からはその分野をさらに深く追究するセミナーに参加。最終学年には、4年間培った知識と独自の視点を結集して、自ら設定したテーマに基づく卒業研究に取り組みます。多くの大学が入学した学部や学科で制約される中、名商大はこの集大成のプロジェクトを学生の思考力と創造力を育む大切な機会と位置付けています。
メジャー制の起源は?
入学時に専門を定めない3つのメリット
本当に深めたい学問との出会い:多彩な分野を学ぶ中で、今まで知らなかった「面白い」に出会うチャンスが豊富です。例えば、当初は通訳を目指していた学生が、法学の奥深さに触れて専攻を変更したケースも。こうした学問との出会いが、学生生活を大きく変える原動力となります。
自信を持って選ぶメジャー:データサイエンスに魅力を感じながらも、国際関係に興味がある――そんな多面的な関心を持つ学生も、名商大では一方を諦めることなく、幅広い学びを通して自らの信念に基づいた専門分野を見極めることができます。情報学、言語学、国際関係学など、様々な視点から学ぶことで、最終的には確かな自信を持ってメジャーを選択できます。
多角的な視野で理解する研究領域:「経済学」と「経営学」といった、一見似たテーマながらも異なる研究領域の特徴を、実際に学びながら実感できます。自分が何に興味を持ち、どのように学びたいのかを具体的に比較しながら選択することで、自分らしい進路設計が可能になります。
他大学との違い
教養力を高めるメジャー紹介
31 Majors
入学時には所属する学部のみ選択して大学教育としての教養教育を開始します。そして、2年次後半に所属学部に関わらず、幅広い31種類(学部は28種類)のメジャーから1つを選択して、対応するセミナーに所属しながら卒業研究を行います。
1年次 | 2年次 | 3年次 | 4年次 | |
前期 | セミナー | セミナー | ||
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後期 | 学科選択 | メジャー選択 | セミナー | 卒業論文完成 |