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経営学部

BSc in Management

亀倉セミナー学生がホテル業務の合宿研修を行いました

#亀倉セミナー #地域活性化

研修風景

研修風景

去る5月15日から1泊2日にわたり、本学の亀倉セミナー2年生の23名の学生が、サンプラザシーズンズ(名古屋市名東区)にて、ホテル業務の研修合宿を実施しました。当日は、2名のセミナー先輩も駆けつけ、大勢のホテル関係者のご協力も得て、仕事をすることはどういうことなのかについて講義と体験形式で学びました。
まず最初に一般的なホテルのお仕事について学び、その後にサンプラザシーズンズの特徴についてセールスマネージャーの畑田様から学びました。本ホテルがとくにスポーツや文化施設なども含めての複合施設であり、単なる宿泊だけでなく、宴会や研修、ブライダルなどのさまざまな事柄が当ホテルのビジネス上でいかに重要な意味を持っているかについてのお話しには、畑田様の熱意のこもった上手な語りかけも合わさり、学生たちも真剣に聴き入っていました。


畑田様と記念撮影

畑田様と記念撮影

中でも今回の重要キーワードの一つは「どんでん」でした。多忙な週末等では同じ会場が数時間ほどで次から次に異なる用途で利用されます。そのたびにテーブルや椅子の片付けから次のイベントの設営を効率よく実現すること、これが「どんでん」といわれる業界用語です。
ただテーブルを並べてクロス(布)を張ればいいわけではありません。左右対称や部屋全体のバランス、布の折り目の合わせ方、箸の置き方ひとつまで、非常に細部に至るやり方があり、ここに「おもてなしの心」が入ることが次のビジネスにつながります。これが日々、真剣勝負で行われていました。学生たちも実際にやってみましたが、社員の真剣さに触発され、3時間の実習時間はあっという間に過ぎ去り、心地よい疲労感と充実感が残りました。本当の仕事というものの一端を、多くの学生が実感を持って学びました。最終日はプレゼンをしてチーム毎に学びを発表し、記念撮影をして合宿研修を終えました。ご協力頂きましたホテルの皆様方、本当にありがとうございました。この件についてのお問い合わせはセミナー担当の亀倉正彦(経営学部教授 kamekura@nucba.ac.jp)までお願いいたします。