憧れの税理士に大きく近づいた2科目合格

今年の税理士試験で簿記論と財務諸表論の2科目に合格した商学部4年生の池田さんにインタビューしました。在学中に合格した感想や今後の目標を伺いました。

大学での学びの成果となった合格

税理士試験で簿記論と財務諸表論の2科目に合格した感想としては、嬉しさよりも安心感の方が大きかったです。在学中に日商簿記の資格も取りましたが、それ以外にも大学で勉強した成果を形に残したいと思っていました。その上、優秀な兄弟が上に2人いて、家族からも期待されていただけに高校生の頃からプレッシャーがありました。そうした事情もあって、今回合格できて安心しました。

中小企業とも仕事ができる税理士への道

今後の目標は、まずは大学院に合格することです。その次に消費税法を大学院在学中に取得することを目標にしています。自分の父が税理士で、その姿に憧れて勉強を続けてきました。憧れに近づけるように税理士の資格取得を目指しています。さらに、中小企業診断士の資格も取ることで、中小企業を相手に仕事ができる税理士になろうと考えています。

在学生8名が税理士科目試験に合格

2025年度は、名古屋商科大学から税理士試験に8名の現役生合格者を輩出しました。そのうちの2年生2名は低学年ながら財務諸表論に合格しています。インタビューした学生は商学部の税理士・公認会計士コースに所属しており、授業とは別に大学が無償で提供する特別プログラムを受講し、学部在学中に見事合格しました。2010年度から開始されたこのコースより、これまでに約80名の合格者を輩出しています。