実生活で起こるトラブルを題材に英文法を理解する! 「ENGLISH INTERMEDIATE 600 S」授業レポート
名古屋商科大学では、7月21日(火)、30年以上にわたって英語教育に携わってきた国際学部のスチュアート・ワリントン教授による国際学部対象の科目「ENGLISH INTERMEDIATE 600 S」が行われました。受講生の約70%は本学の海外留学プログラムの参加経験者、あるいは参加予定者です。この科目は、ペアやグループで「読む」、「書く」、「聞く」、「話す」という4つのアクティブ・ラーニングを通して、海外での生活や学修に生かせる実践的な英語力を身につけることを目的としています。今回の授業では、実生活で発生するトラブルを題材にさまざまな時制の受動態の表現方法を考え、その活用例を通して理解を深めました。
能動態と受動態の違いは語順だけ?
今回の授業では、オンラインで注文したはずの荷物が届かないトラブルを題材とした文章を通して、受動態の表現について学びました。学生たちは予習を通して、荷物が届かない場合に登場する単語や表現を身につけて授業に臨みます。最初に、ワリントン教授は通常の能動態で書かれた文を複数提示し、学生たちに「これらの文を受動態に書き換えてみよう」と課題を出します。ただ課題に取り組ませるのではなく、「能動態は『誰(Who)』が重要で、受動態は『行動(Action)』が重要」と、何に焦点を当てて考えれば良いかを示しました。学生たちはペアで考え、答えをホワイトボードに書き出していきます。スチュアート教授は学生たちの解答をもとに、現在形だけでなく、過去進行形などの時制が組み合わさった受動態の表現方法について解説しました。
実際の会話の速度でも聞き取れるようになる授業スタイル
いよいよ実生活の一場面のリスニングにチャレンジします。コールセンターにオンラインでの注文方法を電話で尋ねる利用者。しかし、注文した商品が届かないというトラブルが発生します。過去形や現在完了形などのさまざまな時制に加えて、受動態が入り混じった生の会話が繰り広げられていきます。学生たちは、通常の会話と同じ速度で流れる音声を聴き、ワリントン教授が準備したプリントの空欄に入る動詞を答えていきます。ワリントン教授は、まず答えが能動態か受動態かを尋ねながら、学生たちに解答させていきました。強く発声しないBe動詞などにも注意を払うこの課題を通して、英語の意味を理解するために重要となる動詞とその時制を正確に聴きとる力を養いました。
ネイティブの教員による授業の効果を実感!
この科目を4月から受講してきた学生たちに、今回の授業とともにこれまでの授業を振り返って話をインタビューしました。「数多くの新しい単語を学ぶので、英語の語彙が自然と身についた」、「ネイティブの先生が全て英語で授業するため、英語を聞き取れるように耳が慣れました」と、ネイティブスピーカーの教員による授業の効果を実感する声が聞かれました。