アクティブラーニングで学ぶ国際安全保障論《溝渕 正季先生》
国際政治を学ぶ意義とは?

溝渕正季先生の「国際安全保障論」の講義では、歴史・理論・国際情勢を通して「国際政治」や「安全保障問題」について学びます。国際学部の学生だけでなく、多くの商・経営・経済学部の学生もこの講義を受講しています。ビジネス系を専攻にしている学生が国際政治を学ぶ意義とは一体何でしょうか。世界で起きている重要な国際問題や私たちを取り巻く安全保障問題について理解することは、将来のビジネスリーダーを目指すためにとても重要なことなのです。
ディスカッションで学ぶ国際政治

この講義では先生が一方的に話すのではなく、学生も能動的に学ぶことができるようディスカッションを行っています。まずは「国家」や「国際政治」などのキーワードの定義を明確にします。「国際政治」や「国際安全保障」は一見、私たちの生活には馴染みのないように思えますが、主体的に学ぶことで本当は私たちの生活に密接に関係していることがわかります。今回の講義では「国際政治において、国家間はどのように協力すれば良いのか」というテーマで5・6人のグループに分かれディスカッションを行いました。まず進行役・記録役・タイムキーパーの分担を決めることから始まります。上級生がグループをリードすることで、下級生も話しやすい雰囲気になっていました。学生はそれぞれ用意した予習レポートを参照しながら意見を出し合いました。このようなディスカッションの経験を重ねることで、就職活動でも役立つ討論力や表現力を磨きます。