組織行動論
講義概要
<注意:この科目は「双方向的講義」の積極的導入方針にそって今年度より新設されたもので、原理や技法の知識面以上に、それらを教師との対話や受講者チームでの演習で実際にやってみることに重点を置いた「参加型」の授業です>
1.目的:本講義は、組織行動論(ミクロ組織論)の対象領域のなかでも、とくに新しいビジネスや非営利領域にチャレンジできる人材、およびグローバリゼーションによる異質の文化や人々との協働関係の増加の中で活躍できるたくましい「フロンティア・スピリット」を持った人材を育てるための、組織行動能力、人間関係能力、とりわけ「仕事のコミュニケーション能力」の実践訓練に焦点を当てた構成によって行われる。
2.目標:14回の講義の具体的な到達目標は、仕事の世界(組織)における人間関係の基本と自信を、その体系的な原理とともに、徹底した演習実践を通じてスキルとして身につけることにある。「社会・企業が重視する能力」の企業アンケート調査では「コミュニケーション能力」がこの10年近く、圧倒的トップを占めており、それにたいして学生諸君がその能力に今一つ自信が持てず、そのコミュニケーション・スキル習得への意欲はかつてなく高まっているという状況にたいし、「師弟同行の挑戦」として、新しい授業をつくりあげていきたい。
3.育成する力:NUCBフロンティア力の中でも、とくに主体的行動力、および、発展的コミュニケーション力に焦点を絞る
4.対応する学修目標:LG-2(実践を実現するコミュニケーション能力)
学修目標の分類
- LG-1 Critical thinking for frontier spirit(批判的思考)
- LG-2 Diversity awareness(多様性の意識)
- LG-3 Business ethics and sustainability(企業倫理と持続可能性)
- LG-4 Analytical decision making skills(分析的意思決定)
- LG-5 Effective communication skills(効果的なコミュニケーション)
- LG-6 New-asian business perspective(ニューアジアでのビジネス展開力)